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在校生・修了生インタビュー
愛知産業大学
通信教育部 造形学部
建築学科

  • 建築・土木
  • 愛知県
  • 通信制
新しい可能性を見つけるため
1級建築士資格取得を目指して進学。新たなキャリアを切り拓こうと思いました

坂部 美緒さん(42歳)

慶應義塾大学卒業後、同学大学院理工学研究科修士課程修了。3人の育児をしつつ、建築物の図面制作業務を請け負いながら、愛知産業大学通信教育部へ入学。2024年に同学卒業。

大学進学を目指したきっかけ

CADの操作スキルがあったことから、親類の構造設計事務所で仕事を手伝っていたところ、建築物について専門的に学んでみたくなって進学を検討。1級建築士の受験資格が得られる本学を選びました。仕事と育児をしながら学ぼうと思っていたため、授業や試験をオンラインで受けられるなど、マイペースで学べる点も魅力だと思いました。本学は建築士として活躍する実務家教員が多く、現場のリアルなお話を伺えるので、建築業界でキャリアを築きたかった私には良い選択だったと思っています。

大学で得たもの

大学で学び直して資格取得を目指していることが、卒業後の就職活動では高く評価されました。現在は構造設計事務所で週に3日働きながら1級建築士の受験に備えており、合格後はその事務所に就職する予定です。就労経験がなかった自分が、40代になって新たなキャリアを切り拓けたのは、学び続けたからこそだと感じています。地震や台風などの災害が多い日本において、構造設計はとても重要な役割を担う仕事です。この分野のプロとして歩み始められたことに、大きなやりがいを感じています。

私のオススメ科目

卒業設計

ゼミの先生や仲間とディスカッションを重ねつつ、大学での学びの集大成として作品を制作しました。四苦八苦して進めましたが、向学心溢れる仲間と励まし合ってやり遂げたことは、私にとって得難い経験となりました。

CAD II・CAD III

設計を通してRevitという3次元CADソフトの使い方を学ぶスクーリング科目です。Revitは建築業界で使われる機会が多いソフトなので、建築関連企業への就職や転職を考えている人にはお薦めできる授業です。

建築造形C

建築模型の作り方や写真撮影の技術、プレゼンテーションボードの作成法などを学修。設計の初期段階で作るスタディ模型と、プレゼンテーション模型の作り方の違いなども分かり、後の設計課題制作で役立ちました。

お金のやりくり法

夫に相談のうえ、学費は家計から捻出しました。書籍や課題制作などでかかる費用を最小限に抑えるため、レポート作成などの際に参照する書籍は地域の図書館を利用し、蔵書がない場合のみ中古で購入していました。

ある一日のスケジュール

6:30起床。子どもたちのお弁当を作って送り出した後で、家事を行いました。
9:00パソコンに向かい、叔父の建築事務所から依頼された集合住宅の構造図面をCADで作図。愛知産業大学で学んでいた頃は、在宅ワークで働いていました。
15:00ランチの後に残りの仕事を片づけてから、レポート作成に取り掛かりました。この日に学ぶ領域に関わる書籍を、近隣の図書館で事前に5冊ほど借り、それらを参照しながらレポートを作成しました。
20:00夕食を作って家族と一緒に食べた後、この日は3時間ほど机に向かいました。そうした日々の勉強を通じて建築に関する知識が深まり、街の建築物を見る目がより専門的に変わっていくことを嬉しく思っていました。
24:00平日は24時頃に就寝。まとまった勉強時間がほしいときは、日中の勉強時間を増やしていました。家族との時間を大切にしたかったので、土・日曜日にはなるべく家族と一緒に過ごしていました。
問合せ先0564-48-8282(大学事務室)ホームページはこちら
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