日本のアニメーションは多くの国の人達に視聴され、愛されています。ただし日本のアニメーターの質は全体的には落ちてきているのが現状です。こうした背景から今、アニメ業界はガッツのある絵を動かすことが大好きな若者を欲しています。努力する姿勢、コミュニケーション能力、そして技術があれば、作画監督、キャラクターデザイナーは夢ではありません。
ですが、その道のりは決して平たんなものではありません。絵は描かなければ上手くなりません。そのために私の授業では、学ぶ姿勢、努力する力、コミュニケーション能力を徹底的に鍛えます。これからの時代、紙と鉛筆だけではなくデジタル作画を学ぶことは必須です。その基礎となるデッサン、人体構造学、透視図学等様々な知識と技術力をぜひ私の授業で身につけてください。
土居先生が受け持つ「模写」の体験実習では、キャラクター設定表を見ながら白紙の紙に鉛筆と色鉛筆を使って、キャラを描き写していきます。先生は「キャラクターを模写するということは、似せることが目的と考えがちですが、実際には、キャラクターや物の特徴などを捉え、次に描くときに見なくても描けるようにすることに意義があります」と言います。素早く描くことではなく、キャラの特徴を捉え確認しながら描くことで、絵を描く力、想像力も格段に高まっていくとのことでした。
私達は一つ一つ丁寧に、そして妥協することなく指導します。さあ、憧れのアニメクリエイターを目指し、世界中の人達に感動を与えましょう!! 未来のアニメ業界を担う皆さんの大きな成長に期待します!
専門:アニメ制作・キャラクターデザイン
関西アニメプロダクション、アニメ教育機関での実務経験の後、2000年より、神戸電子専門学校教員に着任。長らく日本のアニメ業界に関わってきた経験を活かして、デッサンやキャラクターデザインなど、アニメ制作現場で必要な絵を描く力、想像力など、幅広いスキルを徹底して身につけさせる授業を行っている。