小学校教諭をめざし、教育方法や指導方法を学べるこどもの生活学科。保育実習や児童養護施設などでも実習をつみ、将来の目標に向けてさまざまな経験をしている赤川さんにインタビューしました。
この学科の特徴は卒業と同時に小学校教諭、幼稚園教諭、保育士の3つの免許・資格を取得できることです。私は小学生の頃から「将来は小学校の先生になりたい」と考えていたのでこの大学を選びました。授業の基本的なスタイルは「模擬授業」です。小学校の先生が実際に授業を行うように、国語、算数、理科、社会などの指導方法のほか、ダンスやボイストレーニングなど、教育者としての資質向上のための科目についても学んでいます。
3年次までに保育実習、施設実習、介護等体験実習を経験しました。一番心に残っているのは身寄りのない子どもたちが生活する子育て支援センターで寝食をともにした施設実習です。慣れない環境の中で2週間いっしょに生活するのは大変でしたが、子どもたちの悩みを身近で感じられる良い機会になりました。また、3年次には「エクスターンシップ」で小学校の授業補助として先生がどんな授業を展開しているのかなどを経験できました。
この大学はアットホームで、学生同士の仲が良いのはもちろん、先生方と学生の距離が近いのも魅力です。先輩や後輩が分け隔てなく接することができる大学なので楽しい毎日です。私は3年次に学祭の実行委員長をつとめました。人をまとめること、特に後輩に気持ち良く行動してもらうにはどうすれば良いかで悩みましたが、リーダーシップや行動力、提案力などが身につきました。この経験は教育者となった時に必ず役に立つと思います。
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