
安全・快適なフライトのために欠かせない仕事です
現在所属する部署では、航空機の安全運航に必要不可欠な『整備プログラムの管理』や、整備士が作業を行う際の『整備マニュアルの作成』などを担当しています。『整備プログラム管理』は、ANAが保有する全ての機体に対して、整備プログラムが適切に運用されているかを管理する業務です。『整備マニュアルの作成』には、定例的に実施する作業に加えて、客室の座席やエンターテイメントの刷新など、機体の品質を向上されるような改造・改修作業も含まれます。中でも改造・改修作業では、新しい機器等を機体に取り付けることになるため、事前に海外メーカー等に出張し、開発中の機器を確認しながら手順書を作成することもああります。
小さな頃から飛行機が大好きで、航空機に対しての憧れを強く抱いていました。そのため大学も航空機について学べる環境を求めて、工学院大学の国際基礎工学科に進みました。航空機やその原理などを深く学んでいく中で、航空機への憧れはどんどん大きくなり続け、「航空機の近くにいることができる職種」を求めて就職活動を始めました。最初は「航空機を作りたい」という気持ちが強かったので、メーカーへの就職を考えていたのですが、航空機を運航するエアラインにも技術系の総合職があることを知り、ANAに入社しました。今もリフレッシュしたいときは、空港や格納庫などで機体を眺めています。航空機のことが、心の底から好きなんです。

整備士時代の経験も活かしながら説明を
航空業界を目指して入学した私にとっては、航空機に結びつく講義のすべてが楽しくて、興味深く学んでいました。航空機を知る上での基本となる力学などの授業が英語で行われていたことも印象的でした。難しい内容を英語で学ぶので、とても苦労しましたが、知らず知らずのうちに英語力が鍛えられました。使える英語力は、海外のメーカーなどと日常的にコミュニケーションを取る際に欠かせないので、学生時代に頑張ってよかったと思える学びの一つです。また、大学の研究活動で身につけた「自分なりの仮説を立てて、その仮説を立証するためのプロセスについて仲間と真摯に話し合う」スキルも、筋道を立てて仕事を進める上で役立っています。

全日本空輸株式会社 整備センター 機体事業室 機体技術部 勤務/工学部 国際基礎工学科卒業・機械工学専攻修了/2011年3月卒/「意外な知識やスキルが役立つこともあるので、学生時代も社会に出てからも、いろいろなことに挑戦して、得意を伸ばしてください」とエールを送る吉澤さん。吉澤さんの場合は、昔から趣味でやっていたプログラミングが役立っているという。「個人的に業務のペーパーレス化に取り組んでいたら、職場の仲間から『そういうの得意なの?』と声をかけられ、所属部署のデジタルトランスフォーメーション担当を任されることに。自分の趣味が仕事で活きるとは思ってもみませんでした」(吉澤さん)。
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