
課題に向き合い、貢献できた際にやりがいを実感します
製造業の安全衛生スタッフとして、働く皆さんの安全と健康を支え、快適な職場環境を作るのが私の仕事です。安全管理や化学物質の管理、法律に関することまで、幅広い知識を駆使して安全・衛生面はもちろん、経営的な視点からも現場を支えています。何よりも大切なのが「従業員の方々が、ケガなく元気に家族のもとへ帰る」という当たり前の日常を守ること。大きな責任を感じると同時にそれが仕事の最大の魅力でもあります。工場では、多くの機械や化学物質を扱うため、現場とも密に話しながら業務を行います。現場の方から相談を受けた際、一緒に悩み、考え、改善を実現できたとき、「この仕事をしていてよかった」と大きなやりがいを感じます。
高校生の頃の私は、「医療に携わりたい」「人と関わる仕事がしたい」という思いがあり、最初は「病気を治すこと」を軸に志望校を探していました。そんな時、産業医科大学のパンフレットで「病気を未然に防ぐ」という産業保健の考え方に出会えたことがこの分野に興味を持ったきっかけです。人生の多くの時間を過ごす「職場」という場所が、辛く苦しい場所ではなく、誰もが安心して自分らしく過ごせる場所であってほしい。そのような環境を支えるプロになりたいと強く感じ、この仕事を選びました。同学では、知識に加えて衛生管理者、作業環境測定士といった実務資格が取得でき、企業実習で現場を体験できるのも大きな魅力でした。

先輩と打ち合わせしながら労働環境の改善点を探ります
大学では、職場環境に潜むリスクを調べる「理工学的な分析手法」から、働く人を守る「法律(労働安全衛生法)」、そして化学物質が体にどう影響するかという「人体のメカニズム」まで広い分野を学びました。文系・理系の枠を超えて、「どうすれば人間は健康に働き続けられるのか?」という問いに、科学的なエビデンスを持って答えるための基礎を学んだ4年間でした。また、社会人になって改めてその価値を実感したのが、地元企業での現場実習です。学生のうちに実際の現場を肌で感じ、プロの仕事を間近で学べたことは、何物にも代えがたい貴重な経験となりました。先生方の指導も非常に手厚く、一人ひとりを大切に育ててくれる環境です。

他職種の方と信頼関係を築くことも大事な仕事です

三菱電機株式会社 中津川製作所 総務部安全衛生課勤務/産業保健学部 産業衛生科学科(旧 環境マネジメント学科)/2023年卒/同学で得た大きなものが「同じ志を持つ仲間の存在」だと語る村田さん。同期は現在、全国の様々な企業で安全衛生スタッフとして活躍しており、困ったときに相談し合えるネットワークが心強い財産になっているという。自身の仕事は安全・衛生に関する業務全般。特に村田さんが入社した年に、化学物質関連の法律が大きく変わり、現場での安全管理への対応を一つひとつ見直す業務を遂行した。働く上で大切にしているのは現場の方々と日頃から密にコミュニケーションを取ること。それが信頼関係の構築につながっている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

