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上智大学、学生作品がドキュメンタリー映画の登竜門でグランプリ
2016/9/7
上智大学文学部新聞学科の学生が制作した作品が、ドキュメンタリー映画の登竜門とされる「ドキュメンタリー映画祭《阿倍野》2016」において、グランプリに当たる最優秀作品に選ばれた。
今年で14回めの開催となる同映画祭は、8月26日から28日に大阪・阿倍野区で開催された。期間中は、さまざまな社会問題をテーマにしたプロによるドキュメンタリー映画が上映されたほか、アマチュアも多数応募するコンテストの入賞作品も上映された。
今回、学生3人が制作した作品は「軍属だったひいおじいちゃん」。
この作品は、新聞学科2年の松本日菜子さんの曾祖父が太平洋戦争中に商船会社に勤務し、「軍属」としての任務で物資輸送中に攻撃を受けて死亡した事実について、松本さん自身が背景を検証した17分あまりのドキュメンタリー。
戦時中に軍に協力した軍属だった曾祖父の死を、今の時代状況も踏まえながら考えていこうとする制作姿勢が審査員から高く評価され、最優秀作品賞が贈られた。同大学の学生がこのコンテストで賞を贈られるのは初めてのことでもある。
松本さんは、「初めて制作したドキュメンタリーがいきなり最優秀作品に選ばれて光栄です。ドキュメンタリーを作る行為はつらいことも少なくありませんが、これからも社会のいろいろな問題に目を向けてジャーナリズムの実践をトライしていきたい」と、受賞の喜びと今後の抱負を語った。
■ニュースリンク先(http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/news/2016/8/globalnews_2010/20160831)
今年で14回めの開催となる同映画祭は、8月26日から28日に大阪・阿倍野区で開催された。期間中は、さまざまな社会問題をテーマにしたプロによるドキュメンタリー映画が上映されたほか、アマチュアも多数応募するコンテストの入賞作品も上映された。
今回、学生3人が制作した作品は「軍属だったひいおじいちゃん」。
この作品は、新聞学科2年の松本日菜子さんの曾祖父が太平洋戦争中に商船会社に勤務し、「軍属」としての任務で物資輸送中に攻撃を受けて死亡した事実について、松本さん自身が背景を検証した17分あまりのドキュメンタリー。
戦時中に軍に協力した軍属だった曾祖父の死を、今の時代状況も踏まえながら考えていこうとする制作姿勢が審査員から高く評価され、最優秀作品賞が贈られた。同大学の学生がこのコンテストで賞を贈られるのは初めてのことでもある。
松本さんは、「初めて制作したドキュメンタリーがいきなり最優秀作品に選ばれて光栄です。ドキュメンタリーを作る行為はつらいことも少なくありませんが、これからも社会のいろいろな問題に目を向けてジャーナリズムの実践をトライしていきたい」と、受賞の喜びと今後の抱負を語った。
■ニュースリンク先(http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/news/2016/8/globalnews_2010/20160831)