
選手のパフォーマンスを理論に基づく食で支える
プロ野球選手の食事環境を整え、体作りをサポートするのが私の仕事です。 食堂やホテルとメニュー調整を行ったり、選手個々に食事計画を提案したりしています。 この仕事の最大の魅力は、様々なプロフェッショナルと連携し、チームで「ベスト」を追求できることです。 現在栄養士は私一人ですが、一人で仕事をするわけではありません。 選手との対話を重ね、彼らの行動が変わり、コンディションが良い方向へ向かった時に大きな喜びを感じます。 勝負の世界は厳しいですが、その分、ヒリヒリするような緊張感の中でチーム一丸となって勝利を目指す熱量は、何物にも代えがたいやりがいです。
社会人経験を経て、「スポーツの仕事がしたい」という一心で仙台大学へ編入しました。 在学中は、アスリートの発掘事業に関わり、栄養だけでなくトレーニングや記者会見対応など、多角的なプログラムを経験できたことが財産です。 また、トライアスロン部のマネージャーやスポーツ栄養研究会にも参加し、先生方や他学科との関わりの中で視野が広がりました。 仙台大学は体育学部の中に栄養学科があるため、常にスポーツの現場が身近にあります。 「現場で何が必要か」を肌で感じながら学べたあの時間がなければ、今の私はいないと断言できます。

各食材を細かくチェックし、常にベストな食計画を作成
スポーツ栄養は「狭き門」と思われがちですが、現場では「適した人材」が不足しているのが実情です。 知識はもちろんですが、スポーツ現場特有の空気を理解する力や、体力、そして何よりコミュニケーション能力が求められます。高校時代、野球部のマネージャー経験を通じて、「一生懸命な人を支えたい」と思ったことが、私の原点です。たまたま結果として選んだ手段が栄養の分野でした。 もしこの分野を目指すなら、恐れずに現場へ飛び込み、たくさんの人と関わってみてください。 情熱を持って行動すれば、道は必ず拓けます。

栄養学を通じて、大好きなスポーツの現場で活躍

株式会社楽天野球団勤務/仙台大学 体育学部 スポーツ栄養学科 卒/2011年卒/短大卒業後、大学職員として勤務しながら管理栄養士資格を取得。その後、スポーツ栄養を専門的に学ぶため仙台大学へ編入。卒業後は大学助手、森永製菓株式会社ウイダートレーニングラボ等を経て、サントリーサンゴリアス(ラグビー)などの栄養サポートを担当。現在は東北楽天ゴールデンイーグルスの管理栄養士として、選手のコンディショニングを食の面から支えている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



