• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 大学・短大を探す
  • 私立大学
  • 東京
  • 多摩美術大学
  • 他の在校生レポート一覧
  • 面白いアイデアから社会の課題を解決する“デザインシンキング”を学べる学科

私立大学/東京

タマビジュツダイガク

面白いアイデアから社会の課題を解決する“デザインシンキング”を学べる学科

福岡大学附属大濠高等学校
赤星 萌 2018年度入学
◆受験生の頃はどのようなことに興味がありましたか?
 高校では難関大学への進学を目指すスーパー進学コースに所属していたため、自然とアカデミックな環境で学ぶ意欲を持っていました。中でも漠然とですが、世の中の課題を解決する学びに興味があったので、経済学部や分離融合学部のある国公立大学を目指していました。
 ところが色々な大学を調べているうちに、統合デザイン学科でも課題解決に通じる学びができることを知ってからは、この学科のことも気になっていました。


◆統合デザイン学科を受験したきっかけはなんですか?
 それまでロジカルシンキングによる課題解決を学べる学科はよく見かけましたが、デザインを横断的に学んで、これまでにない面白いアイデアから社会の課題に取り組む「デザインシンキング型の課題解決」を学べる学科は珍しかったので、とても印象的だったのを覚えています。
 将来、企業に勤めてクライアント(顧客)に新しいアイデアを具現化して提供できるような人になりたかったので、“アイデアや発想力を磨ける授業”と“そのアイデアを形にするためのデザインの授業”の両方が備わっている統合デザイン学科はとても魅力的でした。


◆統合デザイン学科ではどのようなことを学んでいますか?
 1・2年次はグラフィックデザイン、プロダクトデザイン、プログラミング、写真、タイポグラフィーなどさまざまなデザインを基礎から学びました。
 私は実技試験を課さない入試方式(現:共通テスト単独方式)で入学したのでデッサンの経験はありませんでしたが、自分のレベルから段階ごとに作品制作を学べたので、安心して授業に取り組めました。
 3年次からはデザインシンキングで課題を解決するという、元々入学前からやりたかったことに専念して、日々作品制作を行っています。


◆統合デザイン学科の魅力は何ですか?
 現在、私は他大学の学生とチームを組んで企業主催の「アイデアデザインコンペ」に参加しています。そのコンペではアイデアを形にすることが求められるのですが、それはまさに統合デザイン学科でいつも学んでいたことでした。
 コンペのミーティング中に、同じチームの学生から「統合デザイン学科は第一線で活躍している有名な先生方からデザインを学べるなんて羨ましいなあ」と言われ、統合デザイン学科の教員やカリキュラムが恵まれているのだということに改めて気づかされました。


◆卒業後の展望について教えてください
 最近は統合デザイン学科で習得したことをもっと広げるために、経営学や社会学など他分野、または様々な領域を学んでみたいと思っています。
 そして最終的には、国内外問わずデザインシンキングによるアイデア提供をしているような企業で活躍することを目指しています。


◆これまで制作された作品の一部を教えてください。
○作品1(1枚目・2枚目)
これはsoftwareの授業で作った描写ツールです。
プログラミング言語”Processing”を用いて作っており、ドラッグすると、そのマウスの位置に合わせて無数の多角形が増殖します。作品写真ではバッハやベートーベンを描いています。

○作品2(3枚目)
「新しいお菓子をデザインする」という課題の作品です。
茶道、アフタヌーンティーなど、お茶が中心の時間はあっても、なかなかお菓子を中心にすえたものは少ないのではないかという視点で"菓道"という、茶道からの派生流派を作りました。
多摩美術大学(私立大学/東京)
RECRUIT