(株)ドワンゴで、AIやビッグデータなどの先進技術を駆使してデジタルマーケティングを行う「メディア事業部」の部長をしています。アドテクノロジーというのは、例えばスマホで旅行について調べた人に対し、別ページの閲覧中に、航空券の広告バナーを出して購入に結びつけるといった仕組みです。ドワンゴはKADOKAWAグループなので書籍やアニメ、映画といったコンテンツと連携したり、数多くのWebサービスのユーザーデータを活用するなど多種多様な展開を実現出来るのが魅力。ただ、テクノロジー自体は手段・仕組みでしかないので、サービスを利用しているユーザーさんの心に響くよう「ロジックとパッションの両立」を意識しています。
東京工科大学には自分の夢を実現できる環境と仲間が集まっています。特にメディア学部はかなり領域が広い学部なので、様々な経験や価値観、目標を持った仲間たちと刺激し合い、切磋琢磨できました。授業で印象深いのは音響のプロジェクト演習で、最新鋭の設備を使った実践経験が積めたことと、素晴らしい恩師と出会えたことが良き思い出です。また、サークル活動では映像制作サークルに所属し、作品づくりに没頭しました。その結果、学生対象の映画祭やCMコンテストで、グランプリや部門賞を多数頂くなど好成績を残すことができたのも、自分にとって大きな自信につながりました。
大学生活は人生の中で最も充実した時間が過ごせる時期だと思います。それだけに、「人より一歩前に出るクセをつける」のが大切なポイント。何ごとにも自ら真っ先に踏み出し、周りを巻き込んでいく気持ちと行動がなければ今の自分はなかったと思っています。私は大学選びの時に、一番ワクワクを感じた東京工科大学を選びました。就職を決める際もワクワクできる会社かどうか、また人をワクワクさせられる仕事かどうかが大事な判断材料でした。人生の大きな決断で直感を信じてみるのもいいと思います。ぜひ、オープンキャンパスなどの場で「人より一歩前に出て」積極的に質問などをして、入学後の自分が最も楽しく学べる大学を見つけてください!
株式会社ドワンゴ勤務/メディア学部メディア学科/2008年3月卒/山形県出身の永山さんは、地元の高校を卒業後、東京工科大学に入学。当初は「音楽をやりたい」とメディア学部を志望したが、メディア全般を幅広く学ぶうち作り手ではなくプロデュース側に立って「人にワクワクを伝える」仕事がしたいと思うようになり、「ニコニコ」の運営など、多くの人を楽しませるデジタルビジネスの世界を先頭に立って切り拓いているドワンゴに入社。将来の夢は地元の山形を元気にすることで、地方の特色を打ち出したコンテンツの発信やデジタル技術による地域産業の活性化に貢献していきたいと考えている。