現在は、大学病院で入院患者の栄養管理や食事指導のほか、給食の献立づくりなどを担当しています。日々、患者さんと話す機会も多いので、とても楽しく仕事ができています。また、消化器外科疾患を中心に、さまざまな症例の患者さんを受け持つ中では、治る見込みのないがん末期の患者さんに関わることも多々あります。その状況の中「誕生日にステーキが食べたい」という要望があった時、食べやすい形態に見立てて作ったステーキを提供し、とても喜んで食べていただけた経験はとても印象に残っています。
高校生の頃に苦手意識のあった野菜の美味しさに気づき、栄養学に興味を持ちました。食事を通じて人の健康に関われるような管理栄養士になりたい!と思い、大学に進学しました。
私自身、栄養士という職種の存在意義を広げる活動に貢献していくことを目標に掲げています。管理栄養士は、病気を直接治療するわけではありませんが、食事や栄養の改善により、身体に影響を与えることが出来る仕事です。また、幅広い分野において病気の予防や健康増進にも関わることのできる、可能性豊かな仕事だと思います!
旭川医科大学病院 栄養管理部 勤務/人間生活学部 食物栄養学科 卒/2012年 卒