私が指導する情報工学分野は、組込み制御に関するプログラムやセンサー・ロボットといった機械分野、通信・ネットワークなど、幅広い学びがあります。また最近注目されているAIやIoTなど最先端技術も学べることは、エンジニアを目指す人にとって魅力でしょう。
京都コンピュータ学院では、ソフトウェア・ハードウェア・通信という情報工学の一連の知識と技術が身につくカリキュラムを用意。プログラムや機械製作だけを学ぶよりも、関連することすべてを実践形式で理解していくので、みなさんの将来にきっと役立つと思います。
私の授業では、自分で考えたモノを設計して形にし、ソフトウェアを使って動かす、さらに通信機能をプラスして情報をやりとりするなど、モノづくりの醍醐味や楽しさをみなさんに伝えたいと考えています。
学生一人ひとりがつくりたいモノを自ら企画し、チームを作るなどして設計、機械・回路製作、プログラムまで一貫して行う学校独自の授業「プロジェクト演習」。渕野先生も「ゼロから何かを考え形にするおもしろさ、そして仲間と一緒にモノづくりをする楽しさを感じてほしい」との思いを込めて日々指導されています。学生たちの自由なアイデアや思いを尊重。画像認識機能がついた眼鏡型のウェアラブルデバイスや鏡にニュースやSNSの情報が表示されるスマートミラーなど、斬新でユニークな作品が次々と誕生しています。
情報工学を学ぶことは、新しい技術の開発やモノづくりを通して、未来をつくる方法を学ぶことだと私は思います。みなさんの新しい発想を活かせるのが情報工学の良いところなので、一緒に楽しく学びましょう!
専門:情報工学
2004年から同校の教員として学生の指導にあたる。授業では組込み制御プログラミングやIoT関連についての授業を担当する他、学生が自由な発想でモノづくりに挑戦し、実践的に学ぶ「プロジェクト演習」の指導にも携わっている。自身も京都コンピュータ学院の出身者で、親身に相談に乗る姿勢から、“自分達の気持ちを一番分かってくれている先生”と多くの学生に慕われている。