道路の舗装工事の現場監督として、図面を元に作業員に指示をしたり、でき上がりの確認や測定、工程やスケジュール、予算などの確認、見直し、作成などを行っています。スムーズに工事が進むよう、作業員の仕事の割り振りやミスがないよう気を配ります。もし、やり直しになってしまうと予算やスケジュールに影響しますから、現場の責任者としてしっかり監理します。道路は人々の生活や社会を支えるもののひとつ。整備されることで交通事故の減少や渋滞緩和などにもつながります。それ故に、道路の舗装工事はとてもやりがいのある仕事だと思います。完成した時や、実際に車で走って仕上がりに満足できた時、「よかった」と達成感に溢れます。
父が現場監督をしており楽しそうに働く姿を見て土木分野に興味を持つようになりました。専門的な勉強はもちろん、資格も大事!と思い、測量士や土木施工管理技士など土木系の様々な資格が目指せる東海工業専門学校金山校に入学。在学中に取りたかった資格をすべて取得し、念願の現場監督に従事することができました。仕事を通してコミュニケーション力も大切だと実感。現場では多くの作業員と関わるので、仕事を順調に進めるためにも信頼関係が必要です。休憩時間に世間話をしてコミュニケーションを図りながら関係性を築くようにしています。また、1級土木施工管理技士の取得や現場代理人を目指し、キャリアアップしていきたいです。
土木工学科では、2級土木施工管理技士の資格を取ることが目標だったので、そのための勉強を頑張っていました。クラス全員で合格を目指し、切磋琢磨する日々はいい思い出です。先生も惜しみなく協力してくださり、目標を達成することができました!勉強面だけでなく、担任の先生には生活面でも大変お世話になりました。寝坊して遅刻してしまい叱られることも(笑)。最後までしっかり支えてくださったおかげで、卒業後、社会人として頑張ることができていると思います。改めて思い返してみると、専門学校時代は「楽しく充実していたな」と感じます。仲間とは今も連絡を取り合い、食事に行ったり、いい付き合いが続いています。
大林道路株式会社 勤務/土木工学科/2018年卒/普通科高校卒業後、土木工学科に入学。同学科を修了し、測量士科(1年)、測量士研究科(1年)に進み、目標としていた資格をすべて取得し卒業。大林道路株式会社に就職し、現場監督として6年目を迎える。「現在は舗装工事区間の一つを担当していますが、将来は全区間の現場をまとめる現場代理人として貢献していきたいです!」と佐々木さん。プライベートではもうすぐ第一子が誕生予定で公私とも充実。「生まれる子どものためにも頑張ります!」