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  • 田子 千尋さん(配信クリエイター科/ナレーター)

東京都認可/専修学校/東京

センモンガッコウトウキョウアナウンスガクイン

台本を超えて、独自の世界観を作りあげていきます

先輩の仕事紹介

声は人なり。たくさんのリアルな経験が、人の心に響く言葉と声のベースになるんです

ナレーター
アナウンス科(現・配信クリエイター科)/1981年卒
田子 千尋さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

ナレーターとしてのキャリアは35年を超え、これまでさまざまな番組のナレーションを担当してきました。現在は、テレビ東京系の『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京系)などを担当しています。珍しい生き物が見つかったときの「出たー!」というセリフが印象に残ると好評で、派手に叫んでいたのですが、ネットでは「このナレーター調子に乗ってる」との批判もあったので、最近はちょっと控えめに叫んでいます(笑)。私のポリシーは、事前情報をあまり入れないこと。視聴者は初めてその映像を見るわけですから、自分も視聴者と同じ目線に立つことで、よりリアルなナレーションができると思うんです。

業界ココだけ話!

「事前情報をあまり入れない」というのは、具体的にはどういうことかというと、「台本はしっかり頭に入れるけれど、本番中は、台本に忠実なのではなく、流れを確認する程度にして、その瞬間に応じたアドリブを加えていく」といったイメージです。原稿を正しく読むことがナレーターの仕事ではありません。映像やテロップ、台本の意図を察した上で、それを超え、ナレーター独自の世界を作っていく。それがプロのナレーターの力量だと思うんです。また、そうするにはスタッフとの連携も欠かせません。いつもスタッフたちと、まるでセッションのように「こっちの方がいいんじゃない?」などと相談しながら、しゃべる内容も変えていきます。

分野選びの視点・アドバイス

「声」の仕事に憧れるけれど、才能がないと無理と、最初から諦めてしまうなんてもったいない!私は、「才能=行動力」だと思っています。台本や原稿をそのまま読むのではなく、意図や言葉の裏側を読み取って、その先に持っていくのも「行動力」だし、そうしたことができる原動力となる経験値を若いうちから積み重ねていくのも「行動力」。声にはその人の生きざまが表れます。だからこそいい友人をつくったり、恋愛をしたり、いろいろなところに行ってリアルにものごとを体験・体感しながら、自分の中の引き出しをたくさん作ってください。とくに若い今だからこそできることがたくさんあるんですよ。

田子 千尋さん

(株)ベルベットオフィス 所属/アナウンス科(現・配信クリエイター科)/1981年卒/ナレーターとして、TBS系『THE神業チャレンジ』、テレビ東京『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』、DAZN『FOOTBALL FREKS』、毎日放送『朝日奈央のキラめきスポーツ~キラスポ~』などに出演。「ナレーターは、やればやるほど面白い仕事。毎回が勝負だからマンネリ化など一切なし。それに、声やナレーションにはその人の生きざまも反映されるんですよ」(田子さん)。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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