日々の生活やアルバイトの中で、人とのコミュニケーションがうまくとれなかったり、「この人にどう対応してよいのかわからない」とモヤモヤしたことはありませんか?単なる友人や知り合いなら「自分と合わない人とは付き合わなければよい」で済みますが、仕事となると事情が違います。中でも接客の仕事であれば、どんなタイプのお客様にも対応しなければなりません。私の授業では、学生たちが体験した「モヤモヤ感」を「なぜ?」と自分自身で自問自答しながら分析し、対応方法を学んでいきます。コツさえわかれば気持ちも楽になり、自分の感情のコントロールもできるようになるんですよ。仕事の現場で必要な専門知識だけを学ぶのではなく、ソーシャルスキルを高めていく授業によって、どんな職場でも対人関係に自信を持てる人材を育てていきます。
倉又先生は、鉄道サービス学科の就職対策も担当しています。専門学校の就職活動は1年次から始まるので、早い段階から対策に取り組んでいくことが大切。入室の仕方や挨拶、言葉遣いのマナーなど、人前で何度も練習しながら身体で覚えていきます。クラスメイトのやり方を見ることも振り返りの参考になるもの。最初は恥ずかしがってうまくできなかった学生たちも、回を重ねるごとに自信を持ってできるようになります。「頭で正しいマナーを理解していても、実際は上手にできないものです。だから練習が大切なんですよ」(倉又先生)。
誰にでも自信がなくなるときがありますよね。でも「自信がない=経験がない」と考えてみませんか?学生時代はたくさん経験を積む時間。私たちは、皆さんのそうした経験へのチャレンジをサポートしていきます!
専門:ソーシャルスキル、就職対策
略歴:高校時代はマーチングバンド部に所属し、コンテストで日本一に輝く。専門学校卒業後、スキューバダイビングインストラクターとして活躍。キャリアコンサルタント、ストレスケアのセラピストの資格も取得し、講演活動なども行う。経験してきた仕事に共通する「人に伝える」スキルを活かして講師に。ソーシャルスキルや就職対策の授業を通して、対応力や人間力を備えた人材作りに力を入れる。