
前職では、アニメーションの制作進行管理を担当していました。制作スタッフのキャスティング、スケジュール管理、連絡・調整、素材の受け渡し・回収が主な仕事です。1話につき約300~400人が関わるためトラブルや困難もありましたが、完成した時の達成感はひとしおでした。イベントでファンの方が「辛い事が沢山あったけど、このアニメがあったから頑張ってこれました。素晴らしい作品を作ってくれて本当にありがとうございました」と、涙を流し語っていた姿に胸が熱くなりました。
今や日本のアニメは、200以上の国や地域で観られています。国境を越えて誰かの心を動かせる職業はそう多くはありません。アニメ業界を志望する学生たちには、絵を描くなどの技術や知識だけでなく、仕事の素晴らしさを実感できるような力も育ててあげたいと考えています。

関わる全員の「技術」と「熱意」が、「作品」となるアニメ制作の仕事。大変ですがやりがいは大きいです
臼井先生の授業では、様々なアプローチでアニメ制作の土台となるプロの視点と主体性を育てている。グループに分かれ、互いにお勧めの映画やアニメをプレゼンする授業では、作品の優れた点や制作者の意図を分析・考察。その結果、プレゼン力も鍛えられる。また、学生自ら企画・運営を行う授業では、学生自身が教壇に立ち教え合うことで、知識を実践力へと昇華させる。「ストップモーションアニメの制作も行いました。制作後には専門の制作会社を訪問。学生たちはプロの仕事から刺激を受け、将来への期待が一層膨らんだようです」と語る。

制作現場では一流が求められる。プロの視点と主体性を鍛える経験が未来のクリエイターを支える確かな基盤に
アニメが好きで心を動かされた経験があるなら、次はあなたが誰かの人生に寄り添う側になる、という未来があることを忘れないでください。絵心がなくてもアニメの仕事は沢山あります。日本工学院でお待ちしています。

「何を隠そう、私も絵は描けませんでした」。それでもアニメ好きが高じて、現在に至っているのだとか。
A-1 Picturesでアニメーション制作進行管理として、多くの作品に携わる。退職後は、芸能事務所で声優やアイドルのプロデュースやマネジメントを経験。「人生で何度もアニメに助けられました。アニメが本当に好きで、ずっとアニメ関連の仕事に携わっています。業界の発展のためにも、もっとアニメに携わる人が増えて欲しいですね」。その想いを原動力に、現在はアニメ業界を志す学生たちの案内人として教鞭をとる。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



