
フランスでの師であるドミニク・ブシェに声をかけられ、日本での料理長を任されるように
レ・コパン ドゥ ドミニク・ブシェ料理長兼全国グループ店舗の統括料理長を務め、料理人YouTuberとしても活動(登録者132万人超えのチャンネルを運営:2025年11月現在)。きっかけはコロナ禍により社会が自粛した2020年春。当時プロの仕事現場の裏側を見る機会はありませんでした。熱意ある若者に技術を見せてあげたい、プロの技を一般の人たちにも楽しんでもらいたいという思いでした。結果的に視聴者の反応からニーズを知ることができ、自分にも大きな気づきや刺激になっています。思いがけない出来事や出会いが自分を導いてくれました。困難な状況こそ解決方法を見出すチャンスであり、ご縁を大切に前へ進むことが成功の鍵だと実感しています。
僕は埼玉県の出身です。家族はたまにみんなで外食をするのが好きで、僕が小学校の高学年の頃、近所にオープンしたフランス料理店に連れて行ってもらったんですね。そこで白ワインとバターを使ったブールブランソースの魚料理に出会いました。それまで魚と言えば焼き鮭、というような子どもだったので、今まで食べてきたものと全く違った一皿に「魚がこんなにおいしい料理になるのか!」と驚きました。厨房を覗くと優しそうな印象のシェフがいて、それでいてコックコート姿は凛としていました。「かっこいいな」と思ったのが、料理の世界に足を踏み入れる始まりだったのかなと思います。

「料理をする人ってかっこいいな」という思いから調理専門学校へ進学
学生時代、学校に包丁ケースではなくギターケースを持って行くような生徒で、先生によく怒られてました。髪を伸ばしたくて、授業中短髪のカツラを被っていたことも。そんな僕ですが、学校で料理を志す仲間たちと繋がったことが大きかったです。今も料理を続けている仲間と様々な情報交換ができる。困った時、悩んだ時に助けになってくれる存在も少なくありません。オーナーシェフになった友人との繋がりが、自分の仕事の刺激やヒントになっていると感じています。服部栄養専門学校は、学内外含めた各ジャンルの講師陣が揃い、それは服部学園の人脈ならではです。「食」の基礎を築いた上で新しい発想をもつ大切さもここで学ぶことができました。

「この映像が素敵だから見たい」という人をイメージし、自分の美意識を体現する映像作りに注力している

レ・コパン ドゥ ドミニク・ブシェ料理長 兼 全国グループ店舗の統括料理長/調理ハイテクニカル経営学科卒/2009年卒/1987年、埼玉県生まれ。都内ホテルのレストランにてキャリアをスタート。渡仏しパリの「ドミニク・ブシェ」で経験を積み、帰国後「ピエール・ガニェール」(ミシュラン二つ星)にて勤務。2015年、フランスでの師であるドミニク・ブシェに声をかけられ、日本での料理長を務める。現在はYouTuberとしても活躍中。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



