骨や筋肉の名称や構造をはじめ、作業療法の基盤となる知識を学んでいます。学生同士でペアを組み、実際に触って筋の動き方を確認したり、血圧などの測り方も習得します。このほか、一つのテーマについて調査・発表を行うなど、グループで協力して取り組む授業が多いので、コミュニケーション能力が身につくと感じています。
患者さんをはじめ、周りの医療スタッフからも「この人なら任せられる」と信頼される作業療法士が目標。そのために、専門的な知識・技術の習得はもちろんですが、まず言葉遣いや礼儀など、当たり前のことをきちんと身につけたいです。また、多くの施設での実習を経験し、将来の志望分野についても見極めたいと考えています。
医療に携わることを意識したのは高校生の頃。怪我で病院のお世話になった経験から「人のために働き、役に立てる仕事」と実感。特に作業療法士は患者さんの「より近く」で日常を支援できる仕事だと魅力を感じました。
作業療法士をめざせる学校は3年制と4年制があります。私は早く現場で経験を積みたいと考えていたので3年制を選びました。また、敷地内にリハビリテーション病院が併設されている現場が身近な環境も魅力的でした。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1限目 | 生物学 | 心理学 | 英語 | リハビリテーション概論 | ||
2限目 | リハビリテーション科学I | 解剖学 | コミュニケーション概論 | HR | ||
3限目 | 作業療法概論 | 作業工程技術学・基礎論 | 基礎医学特論I | 運動学 | 臨床心理学概論 | |
4限目 | 生理学 | 作業工程技術学・応用論 | 健康科学実践 | 運動学 | ||
5限目 | ||||||
6限目 |
授業で知識を学び、自分の身体や友達の身体を触って実践することで「人体の仕組み」へのより深い理解につながっていると感じています。テスト前には、放課後に友達と一緒に、教え合いながら自習に取り組んでいます。