
私の専攻は日本の古典文学です。現在は留学生に日本語に関する科目を教えていますが、2027年4月新設予定の国際日本学科(仮称)では、世界に発信するための日本の文化や歴史を伝えていきます。そもそも私が古典文学を選んだきっかけは「言葉を読み解く面白さ」にあります。よく分からないことを理解する過程が楽しくて、古い文献を読みまくっていました。また、大学院時代は韓国の大学へ交換留学。2000年から15年間は韓国の大学で教壇に立っていたため、母国語以外で日本を紹介する難しさを十分理解しているつもりです。まずは文学や美術の入り口に触れてもらい、本学で学んだ外国語を活かして日本の文化を広げていけるように。そして、人材不足といわれる登録日本語教員<国> の資格取得にも役立つ知識を伝えたいと思っています。

図書館には日本の古典文学や美術に関わる貴重な文献があり、学生たちも自由に閲覧できます
語学力の向上は学習時間に比例します。いかに時間を確保して、対象言語に触れ続けるかがポイントです。しかし、人は興味のないことには、あまり時間を割かないもの。だからこそ「理論より実践」を重視して、学生自身が調べ、読み解き、発表するという、学生主体の授業を心がけています。自分で調べてみるという体験は、人の話を聞いているだけより断然身につきます。こうして「調べる」という学問の基本が出来上がり、「まとめる=プレゼンテーション」という過程を経て、レポートや卒論を完成させていくわけです。

関連テーマの提示や発表資料の作り方などはサポートしますが、そこから先は学生が主体となって学びます
「外国語大学」という名の通り、本学で学ぶからには最低でも1つは外国語に習熟するという目標を持ってほしいと思っています。留学制度も整っているので、海外に出て自分を試してみたいという人にオススメです。

日本古典の研究者である一方で、韓国語が喋れてちょっぴり韓国古典にも通じている不思議な研究者です
早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業。早稲田大学文学研究科日本文学専攻修士・博士課程を修了。大学院在学中に韓国の高麗大学校へ交換留学。韓国の慶熙大学校外国語大学日本語学科の副教授を経て、長崎外国語大学国際コミュニケーション学科教授へと就任
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