フリーのヘアメイクアーティストとして、ファッション誌やミュージックビデオ、コレクションのランウェイなどに出演するアーティストやモデルのヘアメイクを担当しています。東京青山のサロンや麻布十番のサロンなどを経て、独立したいという気持ちが生まれ、とあるヘアメイクの方のアシスタントを始めました。その後はパリに1人で乗り込み、知り合いのつてなどから自分でショーの仕事をとったり、撮影の仕事をもらったりしながら修業しましたね。海外でアーティストの仕事を間近で見たことがとても勉強になりました。次はぜひニューヨークへいきたいですね。ニューヨーク、パリ、日本で安定して仕事が取れるようになるのが目標です。
一番印象に残っているのは、ショーやレクリエーションの準備などを学生だけで企画させてもらえたことですね。自分たちで自由にやらせてもらえたことで、自ら考える力がついたと思います。先生方は本当に素晴らしい方々ばかりで、10年以上経った今でも交流があるんですよ。そして当時は就職で東京を目指していたのは僕だけで、第一期生ということもあり情報もなく苦労しました。東京のサロンをたくさん見学してここぞというところ一本に決めましたが、残念ながら不合格。でも先生から、たまたま学校訪問に来ていた青山のサロンのオーナーを紹介してもらい、それが縁で面接を受け就職が決まりました。
この業界を目指す高校生の皆さんには、ぜひ海外に行くべきだと言いたいですね。早いうちに海外に出て、ヘアメイクの質感や仕事場、空気感などを直に感じて欲しいです。ロンドン、パリなど、その都市によってメイクの質感や髪の毛一本の残し方、カメラマンの嗜好も全然違うので 勉強になります! 今がすべてじゃないと気づいてほしい。若いうちから海外でいろいろなものを吸収し、世界をどんどん広げてください。B×artの先生なら、100パーセント全力でぶつかっても大丈夫です。言いたいことを言い合える、そんな素晴らしい環境の中勉強ができます。夢に向かって頑張ってください。
フリーランス/美容科/2004年卒/日本だけでなく、海外でも活躍を続ける上総さん。専門学校時代に「自分で考える力」「自分で動く力」が身についたそう。就職活動では第一期生ということもあり、とにかく自分で動いて情報を集めたそうだ。仕事をする中で独立志向が高まり、バイトなどをしながらアシスタントをしたり、ヘアメイクの仕事をしたりして、技術を磨き今のスタイルを築きあげた。