公立大学/東京

トウキョウトリツダイガク

このオープンキャンパスは開催終了しております。
廃止された学部・学科・コースの情報も含まれている可能性がありますので、ご注意ください。

「マンガとアニメの力」を考える

東京都立大学 画像の掲載は終了しました
開催日時
  • 2023年
    7月
    25日
    (火)
    18:30~20:00
  • 8月
    1日
    (火)
    18:30~20:00
  • 8月
    8日
    (火)
    18:30~20:00
  • 8月
    22日
    (火)
    18:30~20:00
  • 8月
    29日
    (火)
    18:30~20:00
全ての開催日を見る
    9月
    5日
    (火)
    18:30~19:50
    20:00~20:30
    9月
    12日
    (火)
    18:30~20:00
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/2321G102/

東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講いたします。オンラインならではの特性を活かし、全国の様々な研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。

「マンガは九番目の芸術」――フランスの美の殿堂・ルーブル美術館がマンガの価値をそのように認めたのは2016年のことでした。フランスでは芸術ジャンルに順序があり、順に「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」とされており、その九番目にマンガ文化が位置づけられたわけです。フランスのBD(バンドデシネ)、アメリカン・コミックス、日本のマンガなど、19世紀以来、マンガは大衆文化としてだけでなく、芸術作品としても洗練されてきました。

2019年5月には大英博物館でマンガ展「The Citi exhibition Manga」が開催され、3ヶ月で18万人が訪れるなど、大変な話題になりました。かように日本のマンガ・アニメは世界的に興味が持たれ、評価もされていることは多くの
メディアで紹介されています。日本の代表的な輸出文化の一つとなりましたが、マンガやアニメは若者(大人も世界も)の人生観や価値観、情動的な部分に影響を与えている、と言っても過言ではありません。教育という観点からも重要な役割を果たしています。

本講義では、文学、歴史、映画などの研究者、実際にマンガやアニメの編集・制作に携わる関係者の方々が、各々の専門的立場から「マンガとアニメの力」について考えますが、講座全体のナビゲーターを東京都立大学 人文社会学部 西山雄二教授が務めます。
毎回の講義の最後に、登壇される講師の方々と西山教授のミニ対談も実施する予定です。
多くの学問分野やマンガ学部など専門の先生方が登壇されますので、マンガやアニメに興味のある方々は勿論、今後の進路を考えている高校生の方々にも参考になると思います。

●第1回:日本のアニメーションは「マンガ」と出会うことで「アニメ」になった 高橋 望(映画プロデューサー)
●第2回:手塚治虫─逆風が育んだ「マンガの神様」 吉村 和真(京都精華大学 マンガ学部 教授)
●第3回:フランス バンドデシネ 第九の芸術 古永 真一(東京都立大学 人文社会学部 准教授)
●第4回:ディズニーと多様性の行方─動物と魔女のエコロジー─ 清水 知子(東京藝術大学 大学院 准教授)
●第5回:視覚文化としてのマンガの多層性 石岡 良治(早稲田大学 文学学術院 文化構想学部 准教授)
●第6回:『チ。-地球の運動について-』と歴史マンガの可能性 大貫 俊夫(東京都立大学 人文社会学部 准教授)
●第7回:「マンガの力」とは何か ── 編集者の視点 ※インタビュー形式 石田 貴信(小学館ビッグコミックスピリッツ 編集長)
●第8回:「マンガを面白くする力」を考える ── 作家の視点  江口 寿史(漫画家・イラストレーター)・楠見 清(東京都立大学 システムデザイン学部 准教授)
講座ナビゲーター 西山雄二(東京都立大学 教授)

「マンガとアニメの力」を考える/東京都立大学(公立大学/東京)のオープンキャンパス
RECRUIT