検体情報から 動物の健康状態を知る
鈴木 光行 教授(動物検体検査技術研究所)
病気ではないのに血液検査の値が異常を示すことがあります。例えば、ある酵素は、骨の成長期に異常高値となります。また、免疫グロブリンと血中で結合することで異常に低い値になることもあります。いずれも電気泳動法という特別な分離・分析技術を用いることで解明できます。この他に、採血時に掌をグーパーすると筋肉からカリウムが出るので高値を示します。これらのように、健康でも異常な値になるケースは動物でもあり得ると考えます。
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ヤマザキ動物看護大学 動物看護学部 動物看護学科
国家資格「愛玩動物看護師」養成のため、受験に必要な科目に加え本学ならではの特色ある科目を配置