●関連するキーワード: クローン 環境ホルモン 高齢化社会 |
●学びのフィールド:社会・生活との関りを見てみよう.
獣医・畜産学はこんなふうに社会や生活とかかわっているんだ。●「美味しい和牛。でも、クローンだけど!」って日がくるかも?! 98年、日本でクローン牛が誕生した。美味しいブランド牛もクローン技術で簡単に手に入るようになるのか?商業ベースにのせることが出来れば、高価な和牛も格安になるかも・・・。とはいえ、遺伝子操作に絡む難しい問題だけにこれからじっくり取り組む必要がある。これは家畜繁殖学の大きなテーマだ。 ●ダイオキシン汚染から子どもたちを救え! 畜産学は地球環境の保全も目的の一つ。それだけに、ダイオキシンは今、最も大きな問題となっている。子どもたちの口に環境ホルモンの原因ともいわれているダイオキシンに汚染された牛乳や肉が入っていけば・・・。これは環境衛生を考える家畜管理学、ひいては家畜学全体の大きなテーマだ。 ●高齢化社会とペットの関係って? 動物を飼うことで気持ちが安らぐというのは誰でも納得できるはず。でも、ペットを飼うとお年寄りの血圧が下がったり、手術後の経過がよくなったり・・・ってことも実際にあるみたい。ペットと人間の関係は?畜産学、医学ともクロスオーバーしてるが、獣医学を学んで、高齢化社会に貢献しよう。 |