暗記の量が多すぎる!コツを使って効率的に覚えよう!【ミニコラム】
受験は「暗記だけでは乗り切れない」ものですが、「かなりの暗記量が必要」であることも事実です。しんどい暗記作業ですが、やればやるほど脳に定着させることができます。コツを利用して、目標到達に必要な暗記量をこなせるように取り組んでみましょう!
脳を活性化しながら覚える!音読!
ひたすら暗記勉強をしていると頭が疲れてきますよね。そんな時は音読を組み合わせて暗記するのがおすすめです。黙読で行われるのは脳へのインプットだけ。一方、音読はインプットに加え声に出すアウトプットを同時に行うこととなり、脳の前頭前野を鍛えることにつながります。脳の前頭前野を鍛えると記憶力がアップするため、さらに次の暗記につなげるという好循環に。また、耳栓をすると普段とは異なる自分の声が響き覚えやすくなるという話もありますから試してみても良いですね。音読は侮れない効果的な記憶法です!
動いて覚える!世界でも認識される脳と運動の関係
ジッとしたまま暗記するよりも、体を動かしながら暗記する方が効果的と言われています。世界の国々でも運動と脳に関係する記憶力アップの研究が行われており、効果があるという実験結果も得られています。また、ユダヤ人の間でも体を動かしながら集中力を高める勉強法が伝統的に行われてきました。参考書を見ながら道を歩くのは危険なので、一つ覚えたら歩きながら反すうする、止まってまた別のものを覚えて、歩き出す、という手順暗記してみましょう。
何もしないと忘れるのが自然
ドイツの心理学者エビングハウスさんが研究して発見した「忘却曲線」というものがあり、覚えたことが時とともに忘れられていく様子がグラフ化されています。つまり、時間とともに暗記したことを忘れてしまうのは自然なこと、ということです。時間を空けてから2回3回と繰り返して覚えることが暗記には必要。音読でも、動きながらの暗記法でも、例えば語呂合わせをしたりイメージ図を作ったりといったどんな方法も何度も繰り返すことが基本です。脳の仕組みですから、どんな人でも繰り返して脳に定着させるように取り組んでいます。暗記において「継続は力なり」が大事なのです!
忘れてしまうことにガッカリせず、脳を効率的に刺激!
「暗記が苦手で……」と思ってもガッカリする必要はありません。1回や2回で覚えられない事柄があっても、それは自然なことなのです。脳に刻みつけるように、繰り返し学習を行ってみましょう。コツを上手に使ってチャレンジしてくださいね♪