受験生に不安はつきもの?!どう考える?対処する?【ミニコラム】

どんな環境で生きている人でも何かしらの不安を感じるときがあるものですね。受験生となればなおさら。大きなことにチャレンジするときに不安を感じない人はわずかなもので、ほとんどの受験生が不安と向き合っています。不安をどう捉えるか、解消していくかについてご紹介します! 

不安は自分が作り出している?!

著書「小さいことにくよくよするな!」(サンマーク出版)の中でリチャード・カールソンさんは「頭の中で悩み事の雪だるまを作らないように」とアドバイスしています。受験の不安は現実に起きていることではなく「こうなったらどうしよう」「間に合わないのでは」など、まだ起きていないことを想像して大きくなるケースが多いですね。例えばゴルフボールくらいの不安の種があったとして、自分の想像力が野球ボールやバレーボールの大きさにしてしまっているかもしれないのです。漠然とした不安イメージが浮かんだら、「本当はゴルフボールくらいなのでは?」と冷静に捉え直してみることが効果的ですよ♪

シミュレーションで解決する不安

本番に弱いなど、慣れていない環境への適応力が不安の種になっている受験生の場合、シミュレーションで解決できる場合もあります。例えば試験と同じ時間割で問題集、過去問を解いてみるのも効果的。本番のときに「あのときと同じ要領で進めればいい」と思えます。過去問は難しい場合があるので、あまり早いタイミングではオススメしません。そのときの自分に合った難易度の問題を解くようにすると良いですね。苦手科目の後の精神状態や集中力の切れそうなタイミングがどこかなどを実感することで、必要な対策を冷静に考えることができます。忘れ物をしてしまうのではと不安な人は「受験日に必要なものリスト」を早めに机の前に貼っておくと良いでしょう。何度も見ているうちに覚えてしまうかも。

不安を感じたら行動する!じっとしていても解消できないから

不安を感じたときにベッドに横になって解消するでしょうか?よほど良い考えが頭に浮かばない限り不安が解消することはないですね。不安を解消するには行動あるのみです。不安の中身が具体的で、例えば苦手科目が原因とわかっているなら、その苦手科目の何かしら克服できそうな小さなハードルを設定して取り組んでみましょう。ゴールを遠くすると不安になります。苦手科目のこの単元だけでもまず理解度をアップしようなど、短期の目標を決めて行動します。不安を解消する一番の近道は「行動」なのです。

不安の正体を見極め、あとは行動あるのみ

不安は漠然としていると大きく見えるものです。本当は小さなものなのに想像力で膨らませてしまっているだけかもしれません。不安の種を見つけたら、小さなステップからでいいので行動してみましょう。行動した分、不安の正体もはっきり見えてきて少しずつ減らしていくことができます。不安が浮かんだら、「何をしたらいいか」を考えることに脳のスイッチを切り替えてみてくださいね。