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英語で自己紹介する人必見!「部活で頑張ったこと」を英訳&解説

英語で自己紹介する人必見!「部活で頑張ったこと」を英訳&解説

英語の授業の課題、ホームステイ先、留学生との会話、受験…などなど。
 
高校生にとって、英語での自己紹介が求められる場面は意外と多いもの。
 
部活を頑張っている人にとっては、「部活内での自分のポジション」や「大会での結果」などについて話したいのに、英語でどう表現すればいいかわからない…という人もいるはず。
 
そこで、『英語は一日一言覚えれば話せます』の著者で「コペル英会話教室」の校長を務める人気英会話講師・イムラン・スィディキ先生に、部活内容を英語で伝える表現方法を教えてもらうことに!
 
英語で自己紹介する人必見!「部活で頑張ったこと」を英訳&解説
 

海外には「部活動」という単語がない!?

英語で自己紹介する人必見!「部活で頑張ったこと」を英訳&解説
そもそも「部活」って英語で何て言うんだろう? 
 
「日本でいう『部活動』のようなものは海外にはないので、英訳すると『extracurricular activities(課外活動)』が一番近いと思います。
 
ただ、『私は部活(課外活動)をしています』と伝えると、『具体的には何をしているの?』となってしまうので、『私はバスケットボール部に入っています』などと表現するのが一般的。
 
実際の会話では、『部活動』という単語はあまり使わないかもしれませんね」
 
なるほど! 
 
確かに、「部活動」という英語よりもそれぞれの部活の英語名を覚えておくほうが役に立ちそう。
 
でも、「◯◯部」ってどうやって表現すればいいの? 「『◯◯部』と英語で表現するときは、名称の後ろに『team』もしくは『club』をつけます。
 
運動部系は『team』、文化部系は『club』で表すことが多いですね。
 
『club』には『愛好家』という意味が含まれるので、例えば『soccer club』のように『スポーツ+club』で表すと、『観戦することも含めてサッカーが好きな人たちの集まり』というような意味になるので、間違いではありませんが、日本でいう『部活動』とは少し異なります」 運動部と文化部では、表現の仕方が違うんだ!
 
ちなみに、各部活の英語表記はこちらからチェック!
 

プレイヤーとして頑張っていることを伝えたい!

英語で自己紹介する人必見!「部活で頑張ったこと」を英訳&解説
部活での頑張りを伝えるには、大会での成績や日々の練習内容を伝えるのが一番! 
 
そこで、まずは「選手として頑張っていること」を書いた日本語の例文を英訳&解説してもらうことに!
 
※英訳は、自己紹介をする際などに伝わりやすいように日本語表現を置き換えている部分があります。受験などで問われる「直訳」とは異なります。
 

▼私は、バレー部でセッターをしています。アタッカーが打ちやすい場所にボールを上げることを常に考えています。

I’m the setter in my volleyball team. I always try and imagine how I can get the most out of the spiker.

「打ちやすい場所にボールを上げる」は、「get the most out of the spiker(スパイカーを最大限に活用する)」と訳すと伝わりやすいですね。

 
▼チアリーディング部に所属しています。タイミングが重要な競技なので、メンバーに声をかけて、みんなの気持ちが一つになるように心がけています。

I’m on the cheerleading team. Timing is very important in cheerleading, so I try and create a sense of unison among the members by encouraging communication.

(チアリーディングはタイミングがとても重要なので、メンバー同士のコミュニケーションを活発にすることで、一体感を作るようにしています)
 
「気持ちが一つになるように心がける」は「try and create a sense of unison」と表現するとわかりやすいです。
 

▼高校1年生のときにサッカー部に入部してから、1日も休まず練習に参加しています。部活が休みの日は、家で筋トレやリフティングなどの自主練習をしています。

I’ve been practicing soccer every single day since Day 1. When I don’t have practice, I work out and do lifting at home.

「筋トレ」は「work out」、「自主練習」は「(do ~)at home(自宅で~する)」。「1日も休まず」は、「every day」でも間違いではありませんが、「every single day」と表現することで「毎日欠かさず」と、より強調された言い方になります。

  
▼バスケ部に所属しています。レギュラーではないのですが、練習試合に出させてもらえたときは、最後まであきらめずにボールを追い、チームに貢献できるよう全力で挑んでいます。

I’m on the basketball team. I’m not in varsity, so I don’t get much chance to play in games, but when I get a chance to play, I put in everything I have and contribute to the team.

「varsity」は、「一軍、代表チーム」の意味。
  
「全力で挑む」は、「I put in everything I have」と訳すことで、「もっているものすべてを出し切る」という意味になります。
 

▼陸上部に所属し、短距離の選手として日々、走り込みや筋トレを頑張っています。県大会では、自己最高記録を更新しベスト8まで残ることができました。

I’m on the track team. I run sprints. I train everyday and in the prefectural tournament, I was in the top 8 and I improved my own best record.

「県大会」は英語で「prefectural tournament」、「ベスト8」は「in the top 8」(上位8名)、「自己最高記録を更新」は「improved my own best record」と訳します。
 
ちなみに、大幅に記録を塗り替えて1位に輝いた、という場合は「記録を破った」という意味の「broke the record」を使ってもいいですね。

 
▼私は、野球部のマネジャーをしています。選手が怪我をしたときに役立つようにテーピングの巻き方を覚えたり、練習メニューや試合日程を見やすい表にまとめたりと、選手が練習に集中できるようにサポートをしています。

I’m a supporting member of my school’s baseball team. I learned taping techniques, so I could help injured players and I organize practice and game schedules and keep track of player data for my team.I help out the team off the ground, too.

英語の「manager」は「監督」という意味なので、日本語で言う「マネジャー」とは意味が異なります。
 
英訳するなら、「I’m a supporting member of my school’s baseball team」(学校の野球チームのサポートメンバーです)と説明するのがいいですね。
 
「練習メニューや試合日程を見やすい表にまとめる」は、「organize practice and game schedules (スケジュール管理)」と言い換えると伝わりやすいと思います。
 
また、「off the ground」は「グラウンド外」という意味になります。
 

結果を表す英文

英語で自己紹介する人必見!「部活で頑張ったこと」を英訳&解説
このほか、部活の説明で使えそうな“結果”を表す英語はこちら!
 

▼県大会で1位になることができました。

We won the prefectural tournament.

▼ベスト8に残ることができました。

We finished in the top 8.
▼新人賞を受賞することができました。

I won the Rookie of the Year award.

▼審査員特別賞を受賞することができました。

I got the Judge’s Special Award.
▼1試合で3得点を決めることができました。

I scored a hat trick.

▼2年生のなかで1位になることができました。

I was in first place among the juniors.

部長として頑張っていることを伝えたい!

 
部長を務めている人は、チーム内の雰囲気作りや練習内容の考案など、結果以外の面での頑張りも伝えたいはず。
 
そんな内容も英訳&解説してもらった!
 
※英訳は、自己紹介をする際などに伝わりやすいように日本語表現を置き換えている部分があります。
受験などで問われる「直訳」とは異なります。
 

▼バスケットボール部のキャプテンをしています。弱小チームだったのですが、練習メニューを見直して、公式戦で勝つことができました。

I’m the captain of my school’s basketball team. Our team used to be weak, but as the captain, I remade the practice menu and since we all worked hard, we won a big tournament.

「公式戦」は、「official game」と訳しても「国に認められた大会…!? それってどんなもの?」となってしまうので、「a big tournament」と表現することで「順位が決まる大きなトーナメント大会なんだな」ということが伝わります。
 
練習メニューを「見直す」は、「remake(作り直す)」を使います。また、英語では「具体的に何をしたのか」を求められることが多いので、メニューを見直しただけでなく、「we all worked hard(みんなで一生懸命に取り組んだ)」結果、「we won a big tournament(公式戦で勝つことができた)」とするのがいいですね。

▼吹奏楽部で部長をやっています。吹奏楽は、息がピッタリ合わないと良い演奏ができないので、日頃から話し合いの時間を作り、先輩や後輩という垣根を越えて一致団結できるように心がけています。

I’m the school band leader. In order to play well, we really need all the grades to come together and be as one, be a big family. To try and create that atmosphere, we spend time together and get to know each other well regardless of our grades.

(上手に演奏するには、すべての学年が心を一つにして大きな家族のようになる必要があります。ほかの学年の人たちとも一緒に時間を過ごしてお互いをよく知り、良い雰囲気を作るようにしています)
 
英語では、1年、2年と具体的に学年を指すことはあっても、「先輩」「後輩」という曖昧な表現はほとんど使われません。「先輩や後輩という垣根を超えて」は「all the grades(すべての学年)」、「息がピッタリ合う」は「come together(心が一つになる)」と表現するといいですね。
 
「心がける」は、「思っているだけで実行していない」という意味にならないように「try(やっている)」と表現するのが◎。

▼陸上部の部長をしています。陸上は個人競技ですが、部員同士で励まし合うことが結果につながると思っています。だから私は、チーム内がいい雰囲気になるよう一人ひとりに声をかけたり、部員同士がコミュニケーションを取りやすくなるように働きかけています。

I’m the track team captain. Though track and field doesn’t seem like a team sport, I think it’s important that we think of ourselves as a team in order to deliver.
I try to create that team atmosphere by communicating with each of the members and I also try and facilitate communication among the team members.

(陸上は、チームスポーツのようには見えないけれども、結果を出すためには、私たち自身が一つのチームだととらえることが大切だと私は思います。私は、それぞれのメンバーに自分が声をかけることによって、チームの雰囲気が良くなるようにしています。さらに、メンバー同士がコミュニケーションを取る手助けもしています)
 
実際にやったことは「try」、自分の考えを述べるときは「I think」を使うといいですね。
 
「~のように見えない」は「doesn’t seem like」を使います。
 
もし、具体的な成果があったのなら、 Last year, we were in fifth place in the final tournament, but we were in second place this year, thanks to the team consciousness. (去年は公式戦で5位でしたが、チームを意識したおかげで今年は2位になれました) などと付け加えると、努力がより伝わりやすくなります。

どうやって英語にすればいいのか見当もつかないような日本語独自の言い回しも、ちょっと工夫するだけで想像以上にシンプルに伝えられることが多くてびっくり! 
 
今回紹介した言い回しをいくつか覚えておけば、英語で自己紹介する場面できっと役立つはず! 
 
部活に燃える高校生は、ぜひ参考にしてみて!
 
英語で自己紹介する人必見!「部活で頑張ったこと」を英訳&解説
 

各部活の英語名一覧

【運動部】
野球部/baseball team 
ソフトボール部/softball team 
サッカー部/soccer team 
バレーボール部/volleyball team 
バスケットボール部/basketball team 
ラグビー部/rugby team 
ハンドボール部/handball team       
ゴルフ部/golf team
テニス部/tennis team
卓球部/table tennis team
バドミントン部/badminton team
ホッケー部/hockey team
水泳部/swim team
スキー部/ski team
スケート部/skating team
チアリーダー部/cheerleading team
陸上部/track and field team
※もしくは省略してtrack team
空手部/karate team
剣道部/kendo team
柔道部/judo team
弓道部/Japanese archery team
相撲部/sumo team
体操部、新体操部/gymnastics team
ダンス部/dance team
山岳部/mountain climbing club 
※愛好家の意味合いが含まれるので「club」が好ましい
ボクシング部/boxing team
乗馬部/horseback riding team
※ボクシングや乗馬などの個人競技については、「team」をつけずに 「I do boxing. I’m on the school team.」(私はボクシングをやっています。学校のチームに入っています) と説明するのもスマート
応援団/school’s cheering band
※日本独自のものなので、英単語で置き換えるというよりは英文で説明を加えるのが◎
 
例)I’m a member of our school’s cheering band.
In Japan, almost all schools have a cheering team of mostly guys, apart from the girls’ cheerleading team.
We play instruments and cheer and sing for our school team at the top of our lungs.
 
(ぼくは学校の応援団のメンバーです。日本では、ほとんどの学校に、チアリーダー部とは別に男子だけが所属する応援団があります。学校のチームのために楽器を弾いたり、応援したり、声を張り上げて歌ったりします)
【文化部】
アニメ部/anime club
映画部/movie club
演劇部/drama club、acting club、theater club
化学部/chemistry club
生物部/biology club
天文部/astronomy club
合唱部/choir 
※合唱団という意味の単語なのでclubはつかない。「I’m in the choir.」
吹奏楽部/school band
華道部/Japanese flower arrangement club
茶道部/Japanese tea ceremony club
コンピュータ部/computer club
写真部/photography club
手芸部/craft club
調理部/cooking club
将棋部/I’m in the shogi club.
※“Shogi” is japanese chess.(将棋は日本のチェスです)と添える
美術部/art club
放送部/school radio club
漫画研究部/manga club
落語研究会/rakugo club
※I’m in the rakugo club.“Rakugo” is stand up comedy.(落語は一人で行う芸です)と添える
英語部/English club. We practice speeches in English.
※直訳の「English club」では伝わりにくいので、「英語でスピーチをする練習をしています」など、具体的な活動内容とセットで話す

榛村季溶子 short cut ライター

榛村季溶子/short cut

1980年4月生まれ。静岡県出身。黒はんぺんが全国共通だと思い込んで育ったため、コンビニのおでん売り場で白いはんぺんを見たときは「メレンゲが浮いてる!」と衝撃を受けました。そんな私も上京して早15年。ライター事務所・ショートカットに所属し、雑誌、web、広告など幅広く執筆しています。

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