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受験までの流れ、試験科目、日程まで!センター試験まるごとガイド

受験までの流れ、試験科目、日程まで!センター試験まるごとガイド

いよいよ平成31年度センター試験が近づいてきた。
 
毎日頑張って勉強してきた成果を悔いなく出し切るには、緊張感も大事だけれど気持ちにゆとりも大切。
 
試験以外のことで失敗したりしないよう、センター試験の科目や日程、試験日の注意事項などをまとめたので、今一度チェックしておこう!
 

センター試験とは?

センター試験の概要、役割

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まず、センター試験とは一体どういうものなのかおさらいしよう。
 
センター試験の正式名称は「大学入試センター試験」で、各大学が独立行政法人「大学入試センター」と共同で行っているもの。
 
志願者の高等学校段階における基礎的な学習の達成度を判定することが主な目的となっている。
 
昭和54年度から平成元年度までは、国公立大学を対象にした共通第1次学力試験として利用され、平成2年度からは国公私立大学を対象に実施されてきた。
 
センター試験を利用することで、小論文、面接等を実施する大学や推薦入試、帰国子女・社会人を対象とした特別入試を実施する大学も増えつつあり、大学入試の個性化・多様化に寄与している。
 
受験者数は毎年50万人以上。
 
平成30年度の志願者数は58万2671人(受験者数は55万4212人)だった。
 
平成31年度入試においては、768の大学・短期大学で利用され(平成30年3月31日現在)、日本最大級の試験といえる。
 

センター試験が大学入試に必要なケースは?

 
国公立大学の一般入試では、センター試験と個別学力検査(2次試験)の合計点で合否が決定するため、センター試験の受験は必須となる。
 
私立大学においても、センター試験の成績を利用して合否が決まる「センター試験利用方式」(センター利用)を導入している学校も多い。
 
国公立大学を第一志望としており、私立大の併願受験も考えている受験生にとっては、センター試験を受けるだけで複数の大学・短期大学・学部学科に出願できるといったメリットがある。
 

センター試験の科目

センター試験で受験できる科目

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基本的にセンター試験で用意されているのは、「国語」「地理歴史」「公民」「数学」「理科」「外国語」の6教科より30科目で、最大8科目(※理科1を選択した場合は9科目)受験できる。
 
平成31年度センター試験は、平成31年1月19日(土)・20日(日)の2日間に分けて行われ、以下の教科・科目の中から志望する大学が指定するものを選択して受験することとなる。

<1日め>
●地理歴史・公民:「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」
●国語:「国語」
●外国語:「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」
 
<2日め>
●理科1:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」
●数学1:「数学I」「数学I・数学A」
●数学2:「数学II」「数学II・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」
●理科2:「物理」「化学」「生物」「地学」

外国語で「英語」を選択した場合は、原則、筆記とリスニングの双方を受験する。
 
理科1については1科目のみの受験は認められないなど、それぞれ受ける科目によってルールが設けられているケースもある。
 
出題は全教科「マークシート方式」で行われる。塗り残しやマークミスにはくれぐれも注意しよう。
 

センター試験の時間割

先でも触れたように、基本的にはセンター試験は2日間にわたって行われる。
 
1日めは国語や英語、地理歴史などの文系、2日めは数学、理科などの理系の科目が実施されることが多い。
 
ちなみに、平成31年度センター試験の時間割は以下のとおり。
 
自分の受ける教科・科目の日時をしっかりとチェックして、万全の準備を整えよう。
 

<平成31年1月19日(土)>
●地理歴史・公民:2科目受験は9:30~11:40、1科目受験は10:40~11:40
●国語:13:00~14:20
●外国語:筆記15:10~16:30、リスニング「英語」のみ17:10~18:10
 
<平成31年1月20日(日)>
●理科1:9:30~10:30
●数学1:11:20~12:20
●数学2:13:40~14:40
●理科2:2科目受験15:30~17:40、1科目受験16:40~17:40

センター試験受験までの流れ

センター試験の出願資格

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センター試験は高校3年生が受験するイメージだけど、どういう人が受験できるのだろう?
 
平成31年度のセンター試験に出願できるのは

●「高等学校」(特別支援学校の高等部含む)または「中等教育学校」を平成31年3月卒業見込みの方と既卒の方
 
●「高等専門学校」第3学年を修了した方、または平成31年3月に修了見込みの方

となっており。
 
また、外国において学校教育における12年の課程を修了した方や、平成31年3月31日までに修了見込みの方も受験できる。
 
ほかにも

●文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程、または相当する課程を有するものとして認定、指定した在外教育施設の当該課程を修了した方、平成31年3月31日までに修了見込みの方
 
●専修学校の高等課程、文部科学大臣の指定した方(海技教育機構の本科卒業者や国際バカロレア資格取得者)

など、さまざまな方に受験資格がある。
 

出願から試験当日までの流れ

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次に、出願から試験当日まで、大まかな流れを確認しておこう。

検定料等払込み(9月~10月ごろ)

入試センターへ出願(10月上旬ごろ)

登録内容の確認(指定の日までに受け取る「確認はがき」によって確認)

受験票到着・試験場の指定(12月中旬ごろまで)

受験(1月中旬ごろ)

出願時にあらかじめ「受験教科」「地理歴史、公民の受験科目数」、「理科の科目選択方法」「数学2および外国語の別冊子試験問題の配付希望」を登録する。
 
登録を正しく行わないと、希望する教科・科目を受験することができない。
 
受験番号、試験場などが記載された受験票、各大学に提出するための大学入試センター試験成績請求票などは12月中旬までに届く。
 
内容の確認、受験票に写真貼付、氏名を記入して準備完了。
 
また、試験場は、出願期間終了後に志願者および登録教科が確定した段階で決定する。
 
そのため、出願の時点ではどこになるかはわからない。
 
送付される受験票に記載されており、指定された試験場以外では受験できないといったルールだ。
 

センター試験の持ち物

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試験当日になって慌てないよう、持ち物は早めに準備しておこう。
 
持ち物チェックリストなどを作って前日までにしっかりと確認しておくのがオススメ。
 
一番大切なのは受験票・写真票だ。
 
受験票等が届かない、紛失した、記載内容に誤りがあった場合は、再発行を申請することで新たなものを手に入れることができる。
 
万が一紛失などしてしまった場合は、試験当日に学生証または身分証明書と写真(縦4cm×横3cm)3枚を持参し、1時間程度早めに試験場に行こう。
 
試験場本部で「仮受験票」の発行と「受験票」の再発行の手続をすることで受験が可能だ。
 
試験時間中、受験票、写真票のほかに机の上に置けるものは、こちら。

●黒鉛筆(H、F、HBに限る。和歌や格言等が印刷されているものは不可)
 
●シャープペンシル(メモや計算に使用する場合のみ。黒い芯に限る)
 
●プラスチック製の消しゴム
 
●鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類は不可)
 
●時計(辞書、電卓、端末等の機能があるものや、秒針音のするもの、キッチンタイマー、大型のものは不可)
 
●眼鏡、ハンカチ、目薬、ティッシュペーパー(袋や箱から中身だけ取り出したもの)

鉛筆やシャープペンシルは黒い芯限定だったり、鉛筆削りは電動式やサイズが大きいものは不可だったりと、それぞれに細かい規定があるので、しっかりと確認しておこう。
 
また、次のものはNGとなっている。
 

●定規(定規の機能を備えた鉛筆等を含む)、コンパス
 
●電卓、そろばん
 
●グラフ用紙等の補助具
 
●携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル端末
 
●電子辞書、ICレコーダー等の電子機器類など

使用禁止であるほか、身につけていたり手にもっているだけでも不正行為と判断されてしまうので、くれぐれも注意しよう!
 

今後センター試験はどうなる?

「大学入試センター試験」として行われていたものが、2021年度入試からは「大学入学共通テスト」と名称を変える。
 
大きな変更点としては、「記述式」問題と「英語4技能」の評価が追加されること。
 
また、これまではマークシートで択一式だった解答方式の見直しも検討され、解答が複数ある問題も加わる。
 
記述式の問題は、まずは国語と数学で始まり、いずれも3問程度。国語では80文字から120文字くらいの記述式が導入される予定だ。
 
英語はグローバル社会に対応できるよう、4技能(聞く・読む・話す・書く)が重視され、英語認定試験によって評価されるようになる。
 

<認定されている英語試験>
●ケンブリッジ英語検定
●TOEFL(R) iBT
●TOEIC(R)LISTENING AND READING
●TOEIC(R)SPEAKING AND WRITING
●GTEC
●TEAP / TEAP CBT
●実用英語技能検定試験
●IELTS

2023年度までは、大学入学共通テストと認定試験をどのように選抜に使うのか、大学によって異なるようだ。
 
今後ますます必要性・重要性を増してくるセンター試験。
 
やみくもに勉強をしていては、時間はいくらあっても足りない。
 
自分に何が必要でどのように進めば目標達成への一番の近道なのか、対策をしっかりと練って試験に臨もう。
 
※出典元
大学入試センター
平成31年度受験案内
・スタディサプリ進路「大学入試の基礎知識
 
※2018年9月取材時点の内容です。
 
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谷口 勇人

谷口 勇人

千葉県在住のWebライター。住宅、旅行、教育などの分野で執筆しています。 趣味は海外旅行とイラスト。特技はピアノ。

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