受験当日に必要な持ち物チェックリスト。便利な持ち物、服装、過ごし方まで徹底解説!
受験当日は緊張と不安でいっぱいになるよね。当日慌てないためにも、前日までに準備をすませておきたいところ。
今回は、受験当日の持ち物、気をつけるポイントなど、実際に受験をした先輩たちにアンケート調査を実施。
万全の体制で試験に臨めるように、しっかりとチェックしておこう!
目次
受験当日の持ち物
受験票や筆記用具など、受験関連アイテムを思い浮かべるが、実は持っていると役立つアイテムもある!そこで先輩たちに、忘れてはいけないキホンの持ち物とあると便利な持ち物を聞いてみたよ。
自分の持ち物リストに追加しよう!
忘れてはいけないキホンの持ち物
☑受験票
☑筆記用具
☑時計
☑現金、交通機関ICカード
☑スマホ
☑身分証明書(生徒手帳、生徒証)
☑ハンカチ、ティッシュ
☑薬
☑飲み物、軽食
☑勉強道具(使っていた参考書、過去問、単語帳、まとめノートなど)
☑カイロ
☑お守り
☑防寒アイテム(上着、ひざ掛けなど)
☑お菓子(チョコ、ラムネなど糖分補給できるもの)
☑予備のマスク
☑予備の時計
「待ち時間に読んで最終確認をしたり、気持ちを落ち着かせたりするため」(ぱーる・国際地域学部国際地域学科)
「今までの自分の頑張りを再確認して自信がもてる」(りず・薬学部創薬科学学科)
「休憩時間が意外に長く、その時間を有効に使うため」(TT・農林資源環境科学科)
「寒い時期なので手を温めるのがいい。緊張した時にお腹に当てると落ち着いた」(おこめ・薬学部薬学科)
「寒さで手が凍えてしまい、うまく字が書けない場合があるから」(なな・学校教育教員養成課程)
「緊張でおなかが痛くなったりしたときの必需品」(ひな・心理学科)
「心強い気持ちになるから」(てりやき野郎・法文学部)
「見たり握るだけで落ち着ける」(てん・人間科学部)
「自分は合格できると思わせてくれるから」(はるちゃん・農学部農学科)
「換気のために窓を開けているので寒い」(そるて・工学部Ⅱ群)
「会場によって暑かったり寒かったりするため」(PP・理工学部土木学科)
「席が窓際だと寒い」(だだ・教育学部)
「休憩時間に補充しておくと次のテストを受けるときに元気がでる」(あきほ・外国語学部)
「気分転換にもなり糖分も取れるから」(いぶ・工学部宇宙航空学科)
「疲れて頭が回らない時役に立つ」(HK・総合教育部)
「使っていたマスクの紐が切れてしまったときのため」(もどき・地理学科)
「汗をかいたりするかもしれないし、汚れるかも」(かぶー・工学部)
「どんなところでも必須!」(rui・経済学部経済学科)
「メインで使う時計がズレたり壊れたりした時に備えるため」(こまち・獣医学部)
「時計が1つだけだとずれた時に気づくことができないから」(ゆき・政治経済学部政治学科)
「受験会場には時計がないことがほとんどです。時計の電池がなくなることも考えられるので予備に持っていったほうがいいです」(まる・学芸学部数学科)
普段とは違う環境の中で力を発揮するためには、落ち着くことのできるものや使い慣れたものを持参するといいみたい。
会場の温度は当日までわからないため、防寒対策はしっかりしておきたいところ。
ひざ掛けや座布団など持ち物によっては、事前に申し出ることが必要なものがある。
また、持ち物でイヤホンを上げている人が多いけど、イヤホンの使用を禁止するとともに、スマホの使用禁止対策を厳しくすることを検討との声も挙がっているので、受験する前には必ず大学入試センターのHPや大学の入試情報で調べるようにしよう!
あると便利な持ち物
☑目薬
☑折りたたみ傘
☑タオル・靴下
☑ウェットティッシュ、除菌シート
☑ゴミ袋
☑クリアファイル
「食欲がわかないとき」(さた・教養学部)
「食事が喉を通らないことがあった」(志希・工学部情報通信工学科)
「緊張でご飯を食べられなかったため、吸うタイプのゼリーなどがあるとよい」(めー・日本語日本文学科)
「万が一眠くなったときにさしたら目が覚めるから」(あきほ・外国語学部)
「試験の後は目が疲れているので」(ひじき・現代教養学部)
「目が乾燥すると意外と気になる」(ひつじ・分子生命科学科)
「知らない地の天候は不安定だから」(りご・看護学科)
「雨が降るかもしれないから」(KK・地域文化学科)
「雨が降ると嫌だから」(限界大学生・歴史学科)
「雨が降っていたら絶対持っていったほうがいいと思います」(あかり・健康福祉学科)
「天気によるが、靴下が濡れた場合は履き替えたいから。また、雪国の人はスニーカーなどを持っていき、会場で履き替えたほうがいいです」(はんす・健康栄養学部・健康栄養学科)
「雪が降ると靴下やタイツが濡れてしまうから」(りーんりんりん・現代教養学部)
「コロナ禍では、軽食をとる時に消毒をしたいから」(こまち・獣医学部)
「トイレ後や食事前など菌が気になる時に使えるから」(もも・心理学科)
「ご飯の後に机を拭くため」(シカ・住環境学科)
「捨てるところが意外とない」(みー・薬学科)
「ゴミ箱がない試験会場もあるため」(ミッキー・国際英語学科)
「重要な書類をまとめとくと便利だから」(むむ・理工学部)
「入試問題を持って帰ったり配布物を持って帰るためにファイルを持っとくと便利だからです」(まる・数学科)
地域によっては雪になることも。
急な雨や雪で濡れてしまうと体が冷えて試験に集中できないことも考えられる。
雨具だけでなく、濡れたタオルや靴下などを入れるビニール袋も忘れずに持っていこう。
女子ならではの持ち物
☑痛み止めの薬
☑カイロ
☑ひざ掛けやブランケット
☑ヘアゴム・ヘアピン
「万が一の時に安心だから」(おこめ・薬学部薬学科)
「受験期はストレスで周期が大きく外れることもあるから」(あい・外国語学部外国語学科)
「突然の生理にも対応できるようにするため」(なな・教育学部学校教育教員養成課程)
「いつ生理が来るかわからないし、突然来たときに対応できないと落ち着いて試験を受けられなくなるから」(柚・文教育学部言語文化学科)
「持っていくのではなく、あてておく!試験時間は長いため、なってしまった時に持ってるだけではどうしようもない!」(林檎っ子・医学部保健学科)
「生理中でなくても、緊張などのストレスによる頭痛・腹痛が起きることがあるので万が一に備えて持っていたほうが安心です」(そい・社会学部社会学科)
「お腹が痛いと集中できなくなるから」(りご・看護学科)
「普段生理痛がひどくなくても、精神状態によっては状況が変わるため」(ぽんず・国際文理学部)
「持っているだけでも安心できるから」(ジョカタロウ・社会学部メディアコミュニケーション学科)
「生理中であるならばお腹を温めるのが良いから」(あ・人文科学科)
「生理痛に備えてお腹に貼るため」(なな・学校教育教員養成課程)
「生理当日とかぶってしまった際にお腹の痛みを軽減できたから」(えす・経営学部)
「許可をとる必要もあると思うが、寒さ対策は必須」(わわ・経済科学部)
「制服で行くと、スカートなので寒い時がある」(つぐぐ・比較文化学科)
「スカートは足元がスースーする」(とうま・人間文化学科)
「試験中、髪の毛が気になって集中できない恐れがあるため」(ミッキー・国際英語学科)
「普段勉強中に気にならなかった髪の毛が妙に気になることがあります。その時のために持っていくに越したことはないです」(あかり・人間科学部健康福祉学科)
「急に邪魔になったりするから」(ビャクヤ・法学科)
「突然生理になった時に着替えが必要になるので、生理用ショーツを持っていく」「トイレは混むので、夜用を持っていくほうがいい」との声も。
突然の生理に慌てないように、生理用のナプキンや痛み止めの薬に加えて、カイロやひざ掛けなどのお腹を温めるアイテムを持っていこう。
受験当日はどんな服装?
大学入試では基本的に服装の決まりはないけど、着用NGな服装がある。そこで、私服で受験した先輩たちに服装について聞いてみたよ。
みんなは何を着ていった?
まずは、現在在籍する大学を受験した時の服装を聞いてみたよ。受験当日の服装は、制服の人が54.5%、私服の人が45.5%という結果に。
私服の場合は、服の選び方に迷う人も少なくないはず。
次に、私服を着ていった人に気をつけたことを聞いたよ。
「英語や数式のようなデザインのないシンプルな服装にした」(守銭奴少女・工学部社会システム土木系学科)
「無地の服、脱ぎ着しやすい服」(オリ達・海洋工学部海事システム工学科)
「書く時に邪魔にならないように袖が長すぎたり広がっているものは避けた」(ミミのん・商学科)
「無地。脱いだり着たりして調節できるように、薄めの上着を重ね着した」(トギー・第二部英米学科)
「無地の、なるべく普段着慣れている服装で行くようにした」(さちこ・英文学科)
「寒暖差に対応できるように重ね着をしていった。リラックスできるように、なるべくルーズな服を選び、ピチッとした服は避けた」(いぬ・文学部)
「座ってもキツくないズボンをはくこと」(すち・ビジネスデザイン学科)
長時間座って試験を受けるので、新品よりも着慣れた洋服や制服のほうがリラックスして試験に臨める。
また、面接試験の場合は第一印象が大切なので、制服がなければ、無地のシャツにシンプルなセーターなど清潔感のあるシンプルな服装がおすすめ。
寒さ対策もしっかりしておこう。
NGな服装とは?
英語や漢字のロゴ、数式、地図が書いてあるものなど、試験に影響するデザインは禁止されている。試験の募集要項などに記載されているので確認しておこう。
ホテルを利用して受験をする人は、現地で買うとなると手間になるため、自宅でしっかりと準備しておくことが大切。
試験と試験の間の休み時間は何をして過ごした?
ほかの受験生の会話や終わった試験が気になってしまったりと、休み時間は何だか落ち着かないかもしれないよね。
そんなとき、先輩たちが何をして過ごしていたのか聞いてみたよ。
「軽いストレッチをしたり、手や目を休めたり、まとめノートを見たりしていた」(なな・学校教育教員養成課程)
「心を落ち着かせるために友達と少し話をしたり、音楽を聴いたりした」(あ・生物資源科学部)
「目をつぶって自分の世界に入った。周りを見ると緊張してしまうから」(やまに叱られた・情報システム工学科)
「外に出て新鮮な空気を吸う」(キリン・グローバル地域文化学科)
「キャンパス内を散歩」(カバオくん・生命環境学群地球学類)
「音楽を聞いて精神統一していた」(あいす・教育学科)
「音楽を聴きながら最終確認」(T・臨床心理学科)
「トイレ休憩。トイレに行きたくなくても行く。立つことで頭をリフレッシュさせる目的もある。食事や糖分補給、次の科目の暗記」(みっち・歯学部歯学科)
「とにかくトイレは絶対に行っていました。寒さと緊張でトイレに行きたくなると思うので、試験が終わったら混む前にトイレに行くのがおすすめです」(はんす・健康栄養学科)
「試験中に眠くならないように寝ていた」(あお・人文学類)
「勉強すると逆に緊張してしまうので、リラックスするためにTwitterを開いたり、音楽を聞いたりしていた」(とうま・人文社会科学部人間文化学科)
お菓子を食べたり、キャンパス内を散歩したり、少しでも緊張を和らげるように自分なりのリラックス方法を見つけて過ごす人も。
トイレが混雑する場合もあるので、時間に余裕をもっていこう。
受験会場への下見はしましたか?してよかった点は?
下見をしたという人が36.5%!3人に1人は下見をしたという結果だった。
試験会場までのルートは、ネットやアプリなどで調べておけば大丈夫!と思っている人もいるのでは?
実際に自分で歩いて確かめたほうがいいのだろうか。
会場への下見をしたという人に下見をしてよかった点を聞いてみたよ!
「大学の雰囲気や、行き方などがわかったので当日も心に余裕があった」(ぽんず・国際文理学部)
「当日の朝の安心感が違う」(なー・薬学部)
「試験当日にどう動けばよいのかを知ることができた点」(Adaso・法学部)
「自分が受ける試験教室を確認できる、初めて行く場合大きさに圧倒されてしまうので下見をすることで緊張も軽減できる」(そるて・工学部Ⅱ群)
「知らない土地なので当日の安心感が違ったと思う」(てる・応用生物科学部)
「ホテルから学校に行くまでにかかる時間がよくわかり、当日も迷わずに行くことができた」(こまち・獣医学部)
「会場の雰囲気を感じられたのと、当日に迷わずにスムーズに行けたこと」(あおあお・教育学部)
「地図がもらえた」(ごま・薬学部)
「試験会場の教室の確認、タイムスケジュール、トイレの場所の確認」(ゆゆゆ・教育学部)
下見は重要だということがわかるよね!
大都市の交通機関は駅構内が広かったり、バス乗り場がわかりにくかったりと、初めて行く場合は戸惑うことも。
また、交通機関の遅延や運休など急なトラブルが発生する可能性もある。
会場までのルート確認は念入りにしておこう!
失敗から学べ!受験当日のやらかしエピソード
受験当日に予想外のハプニングやトラブルが起きてしまうことも。ここでは、先輩たちが経験した受験での失敗エピソードを紹介。
先輩の失敗エピソードから学べることがたくさんある。
このエピソードを参考に、自分自身の受験に生かそう!
「乗り換える駅を間違えた」(ら・外国語学部)
「朝ごはんを満腹食べて眠気がきた」(やまに叱られた・情報工学部情報システム工学科)
「お腹がいっぱいになったら眠たくなると思ってお昼ご飯を少なくしたら、お腹がずっと鳴って恥ずかしいし、集中できなかった」(Y・農学部)
「緊張しすぎて飲み物を多く飲んだらトイレに行きたくなり試験に集中できなくなった」(ラスカル・生物資源科学部)
「トイレにすごく並んだので参考書を持っていくべきだった」(ああ・経済経営学部経済経営学科)
「時計を忘れたため、時間がわからず怖かった」(てん・人間科学部)
「1個めの大学を受けるときに時計が壊れていたこと。予備を持っていくか前日に確認すべきだった」(ジョカタロウ・社会学部)
「そこまで会場が寒いと思わず、カイロなどもたいして持っていかず、温度調節のできる上着も持たずに受験に向かったところ、自分の席が入り口の近くで休み時間になるたびに換気がなされていたため、震えるほど寒い中で試験を受けなくてはいけなかった」(柚・文教育学部)
「寒いといけないと思って厚着をしたら会場は暖かくて汗だくになった」(ひじき・現代教養学部)
「周りはみんな私服だったのに、自分だけ制服だった」(mea・薬学部)
少しでも不安を減らすために、下見や持ち物確認など細かな確認が大切!
忘れ物として多かったのが時計。
辞書や電卓などの機能付き、秒針音のするものなどは禁止されているので、自分の腕時計が該当しないか確認しよう。
時計の動作確認やアラーム設定のオフなども忘れずに。
受験前日・当日の過ごし方
受験日が近づいてくると、今まで勉強してきた実力をちゃんと発揮できるか、不安になるよね。特に気になるのは、受験前日と当日のスケジュール。
そこで、カンザキメソッド代表で多くの受験生の指導経験をもつ神﨑史彦先生からアドバイスしてもらった「受験前日・当日の神スケジュールと心得」を紹介!
受験前日の心得!
心得1:受験前日の朝は当日のリハーサルだと思え生活リズムを朝型に変えることが必要なので、少なくとも前日から早く起きる練習をしておきましょう。
心得2:試験開始時間から逆算して朝食をとるべし
朝食の2~3時間後から頭が働き始めるので、できるだけ早めに朝食をとろう。
心得3:1日のうち最も頭が働く午前中を有効に使え
1日の中で最も頭が働く時間帯が午前中なので、午前中に集中して今までの総整理をしましょう。
くれぐれも、新しい参考書や一度もやったことがない問題集には手をつけないように。
心得4:モチベーションが維持できる勉強をすべし
前日は、落ちたらどうしよう、ダメかもしれない、と不安になることもありますが、まだいける、自分はできるんだと思って、絶対にあきらめないことが大事。
そのためにも、新しいことには手をつけず、今まで頑張って勉強してきたことをふりかえることで、気持ちを奮い立たせていきましょう!
心得5:受験当日の準備は気持ちに余裕があるときにせよ
受験の直前になればなるほど緊張するので、気持ちに余裕があるときに、受験当日の準備をしておくと忘れ物がなくなります。
当日の朝になってから慌てて準備するのはNG!
心得6:食事は縁起担ぎではなく身体第一に選べ
お腹をこわす可能性のあるものは避けて、胃にやさしく、栄養バランスの良い食事を、腹八分目で済ませるのが理想です。
心得7:受験前夜は眠れなくても横になるべし
緊張して眠れない人は、夕食の前後に散歩をしたり、軽く運動したりして、身体を疲れさせるという方法もあります。
散歩やジョギングは気分転換にもなりますよ。
受験当日の心得
心得8:トイレの時間を考えて朝食をとるべし食事をした後、15~20分後に腸が動くため、朝食をとってすぐに出かけることにならないよう、トイレの時間も考慮して、朝食をとること。
心得9:気持ちも時間も余裕をもって行動せよ
とにかく、ゆとりをもって動いて、試験開始の20~30分くらい前までに教室へ入るのがベストです。
電車が遅延したり、駅からの道で迷ったり、多少のトラブルがあっても間に合うよう、早めに行動すれば、平常心で試験にのぞめますよ。
心得10:とにかく自分を信じて失敗しても切り換えよ
ボロボロになった参考書やビッシリ書き込んだノートなど、一所懸命に勉強を頑張ってきた証になるものを持っていって、自分はこれだけやってきたからできるんだと暗示をかける。
自分を信じて、実力を発揮させましょう。
事前に知っておくと当日慌てない!受験当日のTips
受験当日に電車が遅延したら?発熱してしまったら?
万全を期したはずなのに、予想外のトラブルが起きることもある。
そこで、事前に知っておきたいトラブル対処法を専門家のアドバイスとともに紹介!
受験当日に雪で電車遅延・遅刻してしまったときのトラブル対処法
Q. 入試日に雪や大雨の予報が出たら?A. 遅延に備えて出発時間の見直しをしよう。
試験会場までの行き方が複数ありそうな場合は、もしもの時に迂回できるルートはないか確認しておくと安心。
また、遠隔地、特に飛行機移動が必要な場所での受験を予定していて、移動日に雪の予報が出た場合は、必要に応じて予約の変更なども検討しよう。
Q. 当日、交通機関に遅延が発生したら?
A. 遅れずに到着できそうか確認しよう。
到着時間が予測できないときや明らかに間に合いそうにないときは、その試験で指定されている当日の連絡先に連絡をして、指示を仰ごう。
Q. 大学入学共通テストに遅れそうな時は?
A. 受験票にある「試験当日の電話」に連絡しよう。
電車から降り、構内の落ち着いて話せる場所に移動したら、その番号に電話して「交通機関に遅れが生じていて試験開始時刻に間に合わない可能性がある」と伝えよう。
交通機関から遅延証明書などをもらっておくとよい。
Q. 各大学の個別試験に遅れそうな時は?
A.大学に連絡して指示を仰ごう。
大学に電話して「交通機関に遅れが生じていて試験開始時刻に間に合わない可能性がある」と伝えて、指示を仰ごう。
緊急時の大学の連絡先(電話番号)は、大学のWebサイトや入試情報ページで確認しておき、あらかじめ紙のメモやスマホのメモ機能に書いておいて当日持っていくのがおすすめだ。
Q. 自分の不注意で遅刻してしまった場合は?
A. あきらめずに落ち着いて行動しよう。
不注意による遅刻の場合は、できる限り早く試験会場に着くようにしよう。
大学入試センターでは、試験開始から20分以内なら、入室して試験を受けることができる(英語のリスニングを除く)。
少し遅れても試験を受けられる可能性は十分あるので、慌てて事故を起こしたりしないよう、落ち着いて行動しよう。
受験生が発熱、コロナ陽性・濃厚接触者になってしまったときのトラブル対処法
Q. 直前に発熱、せきの症状が出たら?A. まずは、かかりつけ医か地域の医療機関、もしくは都道府県が設けている「受診・相談センター」(自治体により名称が異なる)に電話で相談しよう。
すぐに帰宅や受診ができない場合は、「感染しているかも」と思って、ほかの人と距離をとり、会話を控えるなどの行動することが大切。
A. 体調不良時の受験の決まりも確認を。
受診の相談や外出自粛と並行して、受験予定の試験の要項や大学Webサイトで、体調不良・感染症罹患時の受験の決まりを確認しておこう。
体調が悪くて自分で確認するのが難しい場合は、保護者や周囲の大人に協力してもらおう。
Q.コロナ陽性と診断されたら、受験はどうなる?
A. 医療機関や保健所が指定した治療期間や経過観察期間中、また、医師に治癒したと認められていない場合は受験不可とされている。
その場合、大学入学共通テストは「追試験」の受験機会が、各大学の個別試験は「追試験」「別日程への振替」など各大学が決めた方法が用意されている。
まずは、感染拡大防止の対応をとる必要があるため、できるだけ早く高校や塾へ連絡を。
受験予定の大学の対応に従い、必要な手続きがあれば進め、必要に応じて今後の受験計画を検討しよう。
Q.コロナ感染者の濃厚接触者になったら、受験はどうなる?
A.大学入学共通テストの場合、条件を満たした無症状の濃厚接触者に限って別室受験が認められる。
個別試験の場合、大学ごとに対応が異なるため、募集要項や各大学Webサイトの入試情報ページを確認しよう。
Q.試験会場で受験生がやるべきコロナ対策は?
A.マスク着用、入退室時の手指消毒などが必須。
多くの大学が、新型コロナウイルス感染症の流行状況によって試験の日程や内容を変更する可能性があること、その場合は大学Webサイトの入試情報ページなどで通知することとしている。
出願した・する予定の大学のWebサイトはこまめに確認しよう。
※記事内の情報ならびにコメントは2021年12月20日時点のものです。
新型コロナウイルスの感染状況等は最新の情報をご確認ください。
また、国や地方自治体から新たな方針が発表された際には、準じていただきますようお願いいたします。
一つでも不安材料をなくして、万全の体制で受験に挑もう!
忘れ物があったり、寒さ対策がうまくできていなかったり、受験の時に心配事があるとなかな試験に集中できなくなるもの。そんなことがないように当日は万全の準備をして、試験に挑めるように事前にチェックしておこう!
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