メディアでも話題!女子高生起業家「椎木さん」がすごい!

私たちと同じ高校生。
なのに、会社の社長――。

 

中学3年生の時に、“かわいいを社会に発信”をテーマにメディア事業や女子中高生をターゲットにした商品やブランドのプロデュース事業を行う株式会社AMFを立ち上げた椎木(しいき)里佳さん。

 

女子中高生に向けた目ざましアプリ「JKめざまし」が話題になり、高校1年生の現在は、“世界に日本のJKのかわいい文化を”をモットーにした番組「Tokyo Teens TV」の企画などを手掛け、メディアにもひっぱりだこだ。

 

そんな超多忙の椎木さんに、起業した理由やどんな毎日を送っているのかを突撃取材した!

 
 

■私が行動することで、日本の10代の「やる気」を刺激したい

 

小さいころからいろいろなことに興味がある、好奇心旺盛な子どもでした。特に映画が大好きで、中1の時に「映画を作ってみたい」という夢を抱くようになりました。ある日、父親に「映画を作るにはどうすればいい?」と聞いたところ、起業という選択肢を教えてもらいました。そのとき初めて、「ああ、そういう手があるんだ!」と気づきました。

 

でも、それから2年間は何も行動に移しませんでした。学校に行って、授業を受けて、友達としゃべって、遊びに行って…という、普通の毎日を過ごしていました。でも、中3になった時、ハタと我に返ったんです。「中1の時にせっかく起業の可能性に気づけたのに、私、この2年間何をやっていたんだろう?このまま何もせずに死んじゃうんじゃないか?」って。ちょっと極端かもしれませんが、それぐらいの焦りを感じましたね。

 

そこからの行動は早かったです。起業家である父のアドバイスを受けながら、会社の登記などを行い、2013年のバレンタインデーに起業しました。

 

当初は、映画製作を軸に事業計画を立てようと考えていました。でも、起業したらやりたいことがどんどん溢れてきたんです。その原動力になったのは、「10代の若者を元気にしたい」という思いでした。

 

学校の友達と話しているとき、みんな将来に夢を描けていないことに気づきました。「将来何になりたい?」と聞いても、「特にないんだよね」「なるようになるんじゃない?」という答え。よくよく聞くと、「漠然とした夢はあるけれど、どうやって実現したらいいかわからないから口に出さない」という人が多いと感じました。

 

そこで、同年代の若者に「行動に移せば、何でもできる!」ということを示したいと思うようになったんです。私が興味を持っていることをどんどんビジネス化して、世に発信していけば、みんなも行動できるのではないか?そんな思いから、ファッションやメイク、原宿や渋谷の文化を発信するための「Tokyo Teens TV」や、女子中高生に向けた目ざましアプリ「JKめざまし」など、さまざまな企画を手掛けるようになったんです。

 
 

■内に秘めた想いを、そのままにしないで。絶対にやってみたほうがイイ!

 

最近ではメディアに取り上げられる機会も増え、忙しくなりました。毎日7時に起きて、8時から15時までは学校で授業。その後は自社オフィスか、ビジネスパートナーの企業に出向き、打ち合わせ。18時からはお仕事でお会いした方々との会食が多いですね。大人の方とざっくばらんに話せるチャンスなので、仕事のこと、今のトレンドなどさまざまなことを質問し、ノウハウやアイディアをもらっています。そして、22時に帰宅し、お風呂に入ったり宿題をしたりして24時には寝ます。友達と遊ぶ暇はなくなりましたが、毎日が刺激的で楽しいですよ。

 

目標は、「世界に影響力を持つ企業であり、人になりたい」ということ。内に秘めた想いはそのままにせず、絶対にやってみたほうがいい――今も、そしてこれからも、世界中の若者に行動で示していきたいと思っています。

 

メディアでも話題!女子高生起業家「椎木さん」がすごい!

 
 
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椎木里佳さん
1997年生まれの高校1年生であり、株式会社AMF代表取締役。中学3年生の時に起業し、“かわいいを社会に発信”をテーマにメディア事業や女子中高生をターゲットにした商品やブランドのプロデュース事業などを幅広く手掛ける。