1位はあのバンドの名曲! 2017年高校生に響く定番卒業ソングランキング【スタディサプリ進路】
卒業シーズン到来!
この時期は、「別れ」や「旅立ち」を歌った曲を耳にする機会が増えるけど、今の高校生が思う“定番の卒業ソング”って、一体どんな曲なんだろう?
そこで、スタディサプリ進路では、全国の高校生237人に「定番だと思う卒業ソング」を聞いてみることに。その結果をランキング形式で発表!
【1位】『3月9日』/レミオロメン(47票)
・「メロディが切ないし、送り出すのに最適な歌だと思うから」(高1男子・東京)
・「『瞳を閉じれば あなたが まぶたのうらにいることで どれほど強くなれたでしょう』っていうサビを聞くと、友達と離れるのは寂しいけど『一人じゃないから頑張ろう』って思える」(高2女子・山口)
・「この曲を聴くと、友達との別れは寂しいけど、同じ空の下で暮らしているから、これからも毎日頑張ろうという気持ちになる」(高3女子・広島)
1位に輝いたのは、2004年に発売されたレミオロメンの大ヒット曲!
メロディは切ないけれど、歌詞には、サビを始め「新たな世界の入り口に立ち 気づいたことは 1人じゃないってこと」など勇気づけられる言葉が多数。この曲を聴いて「新しい環境でも頑張ろう!」と前向きな気持ちになれたという人が多かった。
今やすっかり、卒業ソングとして定着しているけど、元々はメンバーの知り合いが結婚する時に作られた曲なんだとか。
13年も前の曲が今も支持されるってことは、卒業を控えた高校生の気持ちは、今も昔も変わらないのかもね。
【2位】『旅立ちの日に』/合唱曲(44票)
・「小中学校で歌ってきた卒業式の定番曲。今までの思い出がよみがえってきて、みんなと別れるのが寂しくなる」(高2女子・兵庫)
・「この曲を歌うと、すがすがしい気持ちで未来を生きていこうという気持ちになる」(高3女子・千葉)
・「卒業式は、さみしい感情もたくさん出てくるけど、この曲を聴くと、これからどんな人との出会いがあるのかなってワクワクする」(高2男子・三重)
2位には、世代も地域も超えて全国の卒業式で歌われている合唱曲がランクイン。
この曲には、「懐かしい友の声 ふとよみがえる」「みんなすぎたけれど 思い出強く抱いて」など過去を振り返る歌詞と、「飛び立とう 未来信じて」といった未来への希望を歌った歌詞があり、“別れの寂しさ”と“未来へのドキドキ感”の両方が詰まっている。
これが、卒業式の時の気持ちにピッタリみたい!
また、合唱曲だからこそ、ハモりや掛け合いが多く、
「みんなで頑張って練習したことを思い出す」(高2女子・東京)
との声も。曲の良さはもちろん、練習した日々も含めて卒業ソングとして支持されているよう。
【3位】『道』/EXILE(19票)
・「中学の卒業式で歌った。『見慣れた景色 二度と並べない 思い出の道』っていう歌詞が切ない。ボーカルの声がいいから、余計心にくる」(高2男子・熊本)
・「これからの決意を歌っている曲だから、頑張ろうって思わせてくれる。卒業式で歌っている学校は多いと思う」(高1女子・福岡)
・「卒業式の日に、一緒に過ごしてきてくれた先生に歌ったら泣いてくれた思い出の曲」(高3女子・愛知)
大切な人との出会い、一緒に過ごした日々、これからの未来を歌っているこの曲。自分が経験した友達との出会いや別れが、曲の歌詞と重なって「泣ける」という声が目立った。
「ボーカルの声がいい」という意見もあるように、歌うための卒業ソングとしてだけでなく、聴く卒業ソングとしても人気だった。
【4位】『YELL』/いきものがかり(14票)
・「『サヨナラは悲しい言葉じゃない』っていうサビの歌詞がぐっとくる。実際、中学の卒業式で歌った時、みんなが泣いて鼻水をすする音が聞こえてきた」(高1女子・東京)
・「別れを歌っている歌だから、卒業式にピッタリだと思う。この曲を聞くと、小学校の卒業式に『この歌を歌い終わったら、もうみんなとお別れなんだ』と思って切なくなったことを思い出す」(高3女子・埼玉)
「さよなら」という言葉は夢へと続く「エール」。決して悲しいことじゃない、ということを教えてくれるこの曲は、サビの歌詞に共感する人が続出!
「男女のハモりがキレイで、この曲を歌った時一番泣いた」(高2女子・宮崎)
など、歌いながら涙があふれるという人も多数。この曲には、“卒業式でみんなが泣いている顔”が、思い出として刻まれている高校生が多い…!?
【5位】『旅立ちの日に…』/川嶋あい(10票)
・「今年の卒業式で歌う。『もうひらけない教室のドア』とか『放課後行った常連の店』という歌詞が共感できる」(高3女子・神奈川)
・「小学校の卒業式で歌ったこの曲を聞くと、懐かしい気持ちになる」(高1女子・神奈川)
「教室」「校舎」「校庭」「もう今日は卒業の日」などの歌詞が登場する、ストレートな卒業ソング。
「ぶつかり合ってケンカもしたね」「週末にはよく遊んだね」など、まるで自分のことを歌っているような共感度の高い歌詞が多く、それぞれの学生生活を具体的に思い出せるところが票を集めた理由といえそう。
そのほか、『さくら(独唱/森山直太朗)』『桜ノ雨/初音ミク』などを定番曲として挙げる人も。
全体的に、メロディは切ないバラード系だけど、歌詞は、未来への希望や励ましを歌った前向きな言葉が多いものが「卒業式の定番ソング」として人気だった。
あなたは、卒業式といえばどんな曲を思い出す?