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悪意とこだわりの演出術
藤井健太郎/著

悪意あふれるテレビマンはお好き?

TBS「水曜日のダウンタウン」を見たことがあるなら、悪意のある演出に気づくだろう。トイレについての企画では、さりげなく黒ごまソフトのポスターを壁に貼る。気づく人だけに向けた演出は万人受けはしない。でも、自分の「好き」を貫いている。しょうもないことにフルスイングで立ち向かう。こんなクリエイターがいるからテレビは今も面白い。巻末の有吉弘行との対談も悪意があふれている。

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