PART IV言葉と哲学のメソッド20世界へ、届け!

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世界では時々刻々といろんなことが起きている。

それもそのはず、地球上では70億以上の人たちが暮らしていて、いろんなことを思いついたり行ったりしている。人間だけでなく、自然現象でもいろいろなことが起きている。

ネットや新聞やテレビといったメディアでは、そんなふうに世界中で起きている出来事から選ばれた情報が報じられたり議論されている。

メディアとは、なにかの媒(なかだち)になるもののこと。例えば、人から人へとニュースや知識を伝えるのはその一例。

ネットのおかげで、いまではいつでもたくさんのニュースを目にできるようになった。とても便利だ。

他方で最近では「フェイクニュース」と呼ばれるウソのニュースも山ほど飛び交っているらしい。

じゃあ、あることないこと、虚々実々がまざりあっているとしたら、どうやって本当のことやウソのことを見分けたらよいだろう。

まずは情報に接したとき、ぱっと鵜呑みにしないこと。「これはほんとかな、ウソかな」とワンクッション置いて検討するのがなにより肝心。私たちは思い込みをする生き物だから。

それから、信頼できる情報源をいくつか比べてみること。それぞれのメディアがどのくらい信頼できるか、日頃からチェックしてみよう。

そしてニュースがどうつくられているか、それぞれのメディアではどんな仕組みで情報が発信されているかを見ておこう。誰がどんなふうに情報を選んだり発したりしているのか。

こういうことが分かってくると、自分で情報発信するときにも、とっても役に立って一石二鳥なのだ。

129メディアを疑う

この本をパラパラめくるとわかってくる

メディアはコンテンツ(内容)が命。皆がそう信じていた時、メディア論の巨匠マクルーハンが突きつけた。「人々に影響を及ぼすのは、メッセージよりメディアの形式そのものだ」。新聞、ブログ、Twitter…。メディアの形式が違えば意味は大きく変わる。内容よりもそのあり方が大事だとマクルーハンは言う。斬新なヴィジュアルとテキストの組み合わせで織りなす本書をめくると、その意味がわかってくるかも。

130いまこそ新聞の読み方

新聞を読めば、頭がよくなるらしい

学校で得る知識の多にくは賞味期間がある。常に鮮度を保つために、外山滋比古が勧めるのが新聞の活用だ。授業料ゼロ、毎日届く、最新情報満載、新聞はまるで身近な総合大学だ! 見出し、社説、経済記事の読みこなしから、広告、天気予報さえも学びの素材にする。新聞は、知の世界の入り口だ。

131フェイクも楽しむ

日常のちょっとした気づきが新聞に

「ピタゴラスイッチ」の佐藤雅彦が、毎日新聞の片隅で始めた小さな「毎月新聞」。「私って○○じゃないですか〜?」に禁止令を出したり、「これ最後のひとつですよ」と言われると買っちゃう法則を考えたり、世の中のあちこちをつついて真面目に考察する。ミニミニ3コママンガもかわいくて面白い。

132自ら情報を取りにいく

取材せずして死ねるか!?

ジャーナリズムの生命線は取材にある。真剣勝負で対象に向かうために必要なのは、公正とか客観といった大義名分ではない。どんな記者も、極めて個人的な動機や強い思いに突き動かされているのだ。ノンフィクションライターが、第一線で活躍する表現者たちの方法と本音に迫るインタビュー。記者やライターになりたい人は必読!

133テレビとスタアの時代

昭和の銀幕スタアは恋に溺れる

「あの頃は本物のスタアがいた時代よ」。50年以上のキャリアを持ち、今なお現役の芸能記者・市松たま緒が語る知られざるスタアの悲恋物語。光り輝いていた映画俳優たち、思いがけない素顔、彼らをとりまく周囲の思惑…。昭和の芸能界の光と影を背景に、新米女性記者の成長を描いた桜沢エリカの長編コミック。いまよりドロドロしていた昭和の芸能界は異世界のようだ。

134本で伝えたい

たくさんのプロの仕事でできている

著者と編集者だけでは「本」はつくれない。校閲する、書体を作る、装幀を考える、印刷して製本する。そもそも紙がなければ始まらないし、翻訳書ならエージェントだって必要だ。本はたくさんのプロの仕事でできている。本書は、そんなプロの現場をノンフィクション作家が教えてくれる。そう思って改めてページをめくる。紙をなでる。一字一字眺めてみてほしい。

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