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たったひとつの「真実」なんてない メディアは何を伝えているのか?
森達也/著

メディアは嘘も真実も伝えている

メディアは絶対に偏っている。中立なメディアなんて存在しない。ドキュメンタリー監督・森達也は、自分の目で見ることの重要さを主張する。メディアは事実と嘘の境界線上にある。与えられた情報を鵜呑みにしないこと。自分で体験したことと何がどう違うか、たっぷりと考えること。ニュースの見方が変わってくる。

「メディアを疑う」の他の本

この本をパラパラめくるとわかってくる
メディアはマッサージである
キャラクターは生まれ変わり進化する
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130いまこそ新聞の読み方

新聞を読めば、頭がよくなるらしい

学校で得る知識の多にくは賞味期間がある。常に鮮度を保つために、外山滋比古が勧めるのが新聞の活用だ。授業料ゼロ、毎日届く、最新情報満載、新聞はまるで身近な総合大学だ! 見出し、社説、経済記事の読みこなしから、広告、天気予報さえも学びの素材にする。新聞は、知の世界の入り口だ。

131フェイクも楽しむ

日常のちょっとした気づきが新聞に

「ピタゴラスイッチ」の佐藤雅彦が、毎日新聞の片隅で始めた小さな「毎月新聞」。「私って○○じゃないですか〜?」に禁止令を出したり、「これ最後のひとつですよ」と言われると買っちゃう法則を考えたり、世の中のあちこちをつついて真面目に考察する。ミニミニ3コママンガもかわいくて面白い。

132自ら情報を取りにいく

取材せずして死ねるか!?

ジャーナリズムの生命線は取材にある。真剣勝負で対象に向かうために必要なのは、公正とか客観といった大義名分ではない。どんな記者も、極めて個人的な動機や強い思いに突き動かされているのだ。ノンフィクションライターが、第一線で活躍する表現者たちの方法と本音に迫るインタビュー。記者やライターになりたい人は必読!

133テレビとスタアの時代

昭和の銀幕スタアは恋に溺れる

「あの頃は本物のスタアがいた時代よ」。50年以上のキャリアを持ち、今なお現役の芸能記者・市松たま緒が語る知られざるスタアの悲恋物語。光り輝いていた映画俳優たち、思いがけない素顔、彼らをとりまく周囲の思惑…。昭和の芸能界の光と影を背景に、新米女性記者の成長を描いた桜沢エリカの長編コミック。いまよりドロドロしていた昭和の芸能界は異世界のようだ。

134本で伝えたい

たくさんのプロの仕事でできている

著者と編集者だけでは「本」はつくれない。校閲する、書体を作る、装幀を考える、印刷して製本する。そもそも紙がなければ始まらないし、翻訳書ならエージェントだって必要だ。本はたくさんのプロの仕事でできている。本書は、そんなプロの現場をノンフィクション作家が教えてくれる。そう思って改めてページをめくる。紙をなでる。一字一字眺めてみてほしい。