PART V遊びと創造のアート27こんな大人はどうですか?

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当たり前といったら当たり前だけど、世の中にはたくさんの大人がいて、みんないろんな仕事をしている。

なかでも目につくのは会社に勤める人たちで、いまでも高校を卒業したら、大学を出てどこかの企業に就職するというのはオーソドックスな進路だ(でも、いつからこれが当たり前になったんだろう、というのはちょっと気になるところ)。

もちろん会社員以外にもいろんな種類の仕事がある。

店員、銀行員、図書館員、農家、漁業、駅員、プログラマー、運転手、配送人、学校の先生、ミュージシャン、ゲームクリエイター、パティシエ、政治家、スポーツ選手、作家、声優、アナウンサー、ユーチューバー、宇宙飛行士などなど……

このリストはきっといくらでも長くなる。時代や場所によっても変わるだろう。

あまりにもいろいろあるから、見ていると自分がなにをしたいのか分からなくなるくらいだ。

みんなと違う仕事でも大丈夫かな。好きなことを仕事にしようという大人もいれば、しないほうがいいという大人もいる。将来が安定した仕事がいいという話もあるけれど、実際10年後にどうなってるか誰にも予想できない。そもそもなにをしたいかまだ分からないし、できたら働きたくないな、なんて思ったりもして……

どれもごもっともな悩み。そして大事なのは、こういう疑問に唯一の正解なんてないということだ。

例えば、ここに集めた本を見てみよう。

大人たちだって、みんな意見もちがっているし、悩んでいるのがよく分かる。

でも、どんな道を進むにしても必要なのは、状況のいろんな変化を泳ぎわたるためのしたたかなものの見方かもしれない。

そんなつもりで、いろんな生き方を見比べてみよう。そんなモデルにできそうな大人たちの姿を探してみよう。

17810代からのサバイバル術

悩める10代、身も心もサバイバル!

「将来の夢は?」と言われても、何を基準に決めればいいのか悩めるお年頃。そもそも大学に行きたいのか、何を勉強したいのか、どうやって稼ぐのか。同世代が抱える悩みを共有すれば、自分だけが混乱しているわけじゃないことに気づくはず。一緒に悩んで、生き抜くためのバイブル!

179働く大人はカッコいい

人生を楽しくする仕事の話

人は大人になってからのほとんどの時間、仕事をしている。だとしたら、人生を楽しくするために仕事をした方がいい。映画「君の名は。」のプロデューサー・川村元気が、世界を面白くしてきた12人の大先輩たちに直接インタビュー。「仕事って何ですか?」という問いに、宮崎駿や糸井重里や秋元康たちが正直に答える。仕事は人生を面白くするものらしい。

180仕事のテツガク

自分の生き方は自分で決める。

私たちはどう生きてゆけばよいのか? こんな哲学的な問いを抱いたことがある人も多いはず。でも、哲学書を読むのはハードル高い。そんな人にオススメなのが本書だ。ハローキティが哲学者ニーチェになり代わって、哲学をガイド。かわいいイラストとやさしい言葉でニーチェになれる。ハローキティと一緒にニーチェの世界を旅してみませんか?

181ゆるーく、人生相談

蛭子さんにお悩み相談!?

みんな悩みを抱えて生きている。その悩みを蛭子さんに相談だなんて、何かの間違えでは? いやいや、そうではありません。どんなときでも本音で答える蛭子さんに、自分の悩みなんぞ吹き飛んでしまう人続出! 人の目を気にせず自由に楽しく生きる知恵の宝庫だ。こんな大人もどうですか?

182好きなことを仕事に

夢中で働いた男が倒れるまで

歌手に俳優に文筆家と大忙し。そんな星野源が働く日々を綴った。2012年まで死ぬほど働いた。働くことがアイデンティティだった。そしたら、倒れた。いまは少し肩の力を抜くようになった。働きすぎる自分も好きだし、いまの自分も好き。あの頃、必死で闘ったからこそ、のほほんと構えられる今がある。殻を破る前もあとも、働く男の姿は清々しい! 星野源の隠れた素顔にまた惚れ直す。

183女の生き方

何回転んでも、腐らず立ち上がる

20歳までは困っても誰かが助けてくれる。でも、そこから先は自分で道を切り開いていくしかない。自立するのは楽なことではないけれど、王子様なんか待っていてもしょうがない。お寿司も指輪も自分で買う人生の方が絶対楽しいはず! 貧乏な幼少時代、ギャンブル地獄、夫のアル中と死・・・苦労を生き抜くマンガ家・西原理恵子が、母から娘へのエールを贈る。女の子たちみんなに覚えておいてほしい大切なこと。

184性を超える

マツコ・デラックスも悩みます

マツコ・デラックスは時代の申し子だ。高視聴率を出し、レギュラー番組も多数。好感度も高い。でも、マツコも悩みだらけだ。本書は、マツコがマツコである理由を、過去の自分も今の立場もぜんぶ含めて赤裸々に語ったものだ。社会への違和感を語りつつ、超自堕落な日常もさらけ出さす。極端に怠惰でとてつもなくストイックな生き方からは、正直に悩んで生真面目に考えるマツコの姿が見えてくる。心は実はデラックスじゃなかった。

185群れなくたって大丈夫

孤独が強烈なバネになる

まわりの意見は気になるし、期待に応えられない自分に落ち込むことだってある。誰にもわかってもらえないんじゃないかという絶望と孤独を抱える人はたくさんいる。しかし、妥協しないで自分の孤独を純粋につらぬけば、いつかきっと輝くような魅力になる。芸術家・岡本太郎の強烈な言葉が爆発する。孤独だって恐くない。

186人生が変わる世界一周

世界一周は経験者に聞け!

世界一周は夢のまた夢の話ではない。実は、お手頃価格の世界一周航空券で、世界一周トラベラーが続出している。10人の旅人の体験談からは、航空券選びのポイントから、お金、食事、保険、健康、安全まで、気になる本音とアドバイスがてんこ盛り。読んでるだけで旅を満喫。世界はすぐそこだ!

187明日のための授業

バカじゃいけねぇ、と諭吉は言った。

今なお大ベストセラーの『学問のすすめ』。実は時代の節目には必ず読まれてきた。自由とは? 平等とは? 学問とは? 近代化する世の迷える日本人たちに諭吉は何を語ろうとしたのか。でも、全部読むのは大変。そこで文学の天才案内人・橋本治は「初編(冒頭10ページ)」だけを読めばいいとガイドする。諭吉の思考回路をわかりやすく読み解き、簡単な言葉で解説する。自分を確立して政治に向き合え。バカを脱出せよ! 諭吉の力説が橋本節で蘇る。

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