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新訳説経節 小栗判官・しんとく丸・山椒太夫
伊藤比呂美/著

弱々しい者の象徴として

少年・しんとく丸は業病にかかる。おそらくハンセン病だ。能の謡曲では「弱法師」と名づけられた。弱々しい者の象徴としてハンセン病者を強調したのだ。折口信夫や寺山修司をはじめ日本を代表するクリエーターがこの物語に挑戦している。伊藤比呂美の新訳は高校生でもサクサク読める。

「弱き者を愛せよ」の他の本

けなげで美しい日本版スーパーガール
説経小栗判官
森鴎外が切り捨てたヒロイン・あんじゅ
平成山椒太夫 あんじゅ、あんじゅ、さまよい安寿

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