入社当時は社員が総勢4名と少数精鋭のチームだったので、新人という立場でありながら自分のアイデアが直にお客さまに届く手ごたえを感じることができ、遊園地のイベント企画のやりがいにどんどん魅了されていきました。よみうりランドの良いところは、肩肘張らずに遊びに来られる日常感だと思います。特別なレジャー体験を日常の延長線上に残すことができたら、人生がもっと豊かになると思いませんか? ふらっと気軽に来て、思い出をつくっていただく。そして、“人生のなかで繰り返し思い出す特別な場所”として、よみうりランドを覚えていただくことが私の目標です。この仕事は人を楽しませる方法を考える幸せな仕事だと思います。
野球少年だったこともあり、将来はスポーツに関する仕事に就きたいと考えていました。その考えが変わってきたのは、ゼミで携わった球場のイベントスタッフや、プロ野球選手とファンの方との交流会などを通してさまざまな経験をしたことがきっかけです。“その場で反応が返ってくるライブ感”、“お客さまを笑顔にすることへの喜び”という、イベントがもつ魅力に惹かれて、将来はイベントの企画者になろうと考えるようになりました。これは、何度も実践を経験したからこそ見つけた目標です。学生のうちは積極的に社会活動の場に参加して、自分の理想を模索してみてください。その経験が、未来の働き方の指標となるはずです。
入社1年目から希望したイベント関係の部署に配属になり、大学での学びを生かすことができました。今でこそ、よみうりランドという場所を盛り上げたいと思っていますが、当初は遊園地にこだわっていたわけではありません。ただ幼い頃、よみうりランドへ遊びに来た思い出はずっと残っていました。レジャーは生きるために必要不可欠なものではありません。しかし“楽しかった記憶”は遊びにまつわるものが多く、レジャーは「生活の質向上」を担っているのです。自分のなかで大切にしている“レジャーが人生にもたらす価値”は、スポーツ・レジャーマネジメント学科に入学して学んだことであり、これまで繰り返し考えてきた問いでもあります。
株式会社よみうりランド 遊園地事業本部 企画・宣伝部 企画・宣伝課 主任/体育学部 スポーツ・レジャーマネジメント学科/2008年3月卒/イベントの企画・運営から、広告宣伝、広報まで、多岐にわたる業務を兼任。入社当初から積極的に仕事に取り組み、3年目で初めて企画から運営までを自身で担当した『リアル脱出ゲーム「夜の遊園地からの脱出」』で成功を収める。以来、企画職に大きなやりがいを感じるようになり、遊園地というそれだけで楽しい場所を、もっと楽しんでいただけるように、常に新企画の開発に励んでいる。