文化服装学院／卒業後のキャリア（アパレルデザイン科（３年制）ファッションデザイナーアンナ　チョイさん　※文化服装学院公式サイト卒業生取材『LINKS』より一部転載）【スタディサプリ進路】

大学・短期大学・専門学校の進学情報サイト

スタディサプリ進路（大学・専門学校）
専門学校を探す
専門学校
東京
文化服装学院
卒業後のキャリア一覧
アンナ　チョイさん　※文化服装学院公式サイト卒業生取材『LINKS』より一部転載(アパレルデザイン科（３年制）/ファッションデザイナー)

東京都認可／専修学校／東京

文化服装学院

ブンカフクソウガクイン

先輩の仕事紹介

ブランドコンセプトは「強きロマンチスト」。人の自信につながる服をつくりたい！

ファッションデザイナー

アパレルデザイン科卒

アンナ　チョイさん　※文化服装学院公式サイト卒業生取材『LINKS』より一部転載

この仕事や研究の魅力・やりがい

2021年にブランド『ヘンネ』を立ち上げました。コンセプトは「強きロマンチスト」で、色は黒、赤、ベージュに絞っています。黒は強さ、赤は愛、そしてベージュはすべてを包み込む存在。長く続けてきた一点モノのディテールや発想を、プレタポルテに落とし込んだデザインです。大事にしているのは、どんな女性が着ても美しく見えること。シルエットにボリュームを持たせ顔を小さく見せたり。また、オーガンジー素材でフリルを多様した複雑なディテールのドレスでも、家庭用洗濯機で洗えるイージーケアなのもヘンネの特徴です。年代も体型も問わず、手入れも気にせず気軽に着られて、着る人の自信につながる服をつくりたいと思っています。

この分野・仕事を選んだきっかけ

最初に留学したのがニューヨーク。ファッションを創造する道に進む夢を両親に納得してもらうための思い切った行動でした。ファッションの仕事をなにも知らないままFITやパーソンズ美術大学らの授業に顔を出し、そこで気づいたのがファッションデザイナーは服を縫う仕事だけではないということ。その頃は自分で縫わないと「服をつくった」と思えませんでした。そこで別の学び舎を探すため、世界中の学校をリサーチしました。その結果、海外でも評価が高い日本の文化服装学院を知り、アパレルデザイン科への入学を決め、ニューヨークから東京に移り住むことにしました。

リボンを付け外して袖をセパレートできるドレス

学校で学んだこと・学生時代

「全授業を聞き逃さず、全集中！」と勉強に日々没頭していました。パターンを引き裁断してミシンを踏み、布を織り染色までひとりで行っていました。クラスメートは海外のアートスクールなどを卒業してから日本にきた留学生たちも多く、22歳で入学した私も居心地のいい環境でした。3年次に国内のファッションコンテストに応募したところ、デザイン画が通過して発表作品を3体つくることになり、それからが壮絶な毎日でした。朝9時から夕方5時までは学校の授業。帰宅して課題をこなし、夜中12時から朝5時までコンテスト作品を制作し、使う布も自分で織りました。全力でサポートしてくださった先生方にはいまでも本当に感謝しています。　