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  • 森田 智さん ※文化服装学院公式サイト 卒業生取材『LINKS』より一部転載(アパレルデザイン科(3年制)/ビスポークテーラー)

東京都認可/専修学校/東京

ブンカフクソウガクイン

先輩の仕事紹介

自身のアトリエで顧客のための世界に一着だけの服をつくっています

ビスポークテーラー
アパレルデザイン科 メンズデザインコース 卒
森田 智さん ※文化服装学院公式サイト 卒業生取材『LINKS』より一部転載

この仕事や研究の魅力・やりがい

オーダーメイドアトリエ「SHEETS」を運営し、ビスポークテーラーとして服を仕立てています。ビスポークとは、専門の職人が一着を縫い上げるという意味があり、イギリスでのフルオーダーメイド服の名称です。縫う工程はとても長い時間を要するもので、ビスポークを名乗れるのはその体制を整えたアトリエだけです。私の仕事もトラウザーズ(イギリス英語でパンツのこと)の本縫い以外は、ほぼひとりですべてこなします。顧客と話して服の方向性を決め、一緒に選んだ生地を裁断して自分で縫い上げます。アトリエで日々過ごす時間はひとり。孤独が苦手な人には不向きかもしれませんが、周囲の雑音に惑わされず打ち込めるので理想的な仕事環境です。

この分野・仕事を選んだきっかけ

アパレルデザイン科で学ぶうちに、衣服そのものへの探究心が増していきました。デザインをするにしても服の構造をより深く理解することが大切と感じ、テーラリング(スーツ)を学ぶことのできるメンズデザインコースに進みました。ある授業で教員がトルソーに着せた5、6着のスーツを見せ、「値段の高い服から順番に並べてみなさい」と言ったことがあります。もうぜんぜんわかりませんでした。 仕方なくブランドタグを見て判断して並べたら正解だったのですが、 服をつくる側になろうとしているのにクオリティがわからない自分が悔しくて。定型があるテーラードジャケットを見極められてこそプロ、と考えて卒業後に研修のためひとり渡英しました。

採寸から生地の裁断、縫製まで私自身で手掛けます

分野選びの視点・アドバイス

イギリスでの修行は世界で最高峰の仕立てエリアとして名高いイギリスのサヴィル・ロウで行いました。文化で身につけた縫製技術の基礎は、サヴィル・ロウでも通用しました。でも見習いの期間は無給で親からの仕送りに頼っての生活でした。ロンドンは物価も高く、切り詰めた生活を続ける必要がありました。ですがその修行生活も楽しかったので、休日もアトリエに行きひとりで縫っていました。サヴィル・ロウ技術協会より修了証を受け、数ヶ月間フリーランスのテーラーを経験し、海外渡航のビザが切れた2年をめどに帰国。2014年SHEETSを設立、2019年東京・平河町にリアル店舗&アトリエ「SHEETS」をオープンしました。

複雑な工程を経て一着の服を仕上げます

森田 智さん ※文化服装学院公式サイト 卒業生取材『LINKS』より一部転載

SHEETS ビスポークテーラー/アパレルデザイン科 メンズデザインコース 卒/※文化服装学院公式サイト 卒業生取材『LINKS』より一部転載 https://sumirekai.bunka-fc.ac.jp/interview/links/018/

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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