家族が入院してリハビリを作業療法士さんから受けている様子を見て、しっかりとリハビリの指導をしながら話を聞いて励ますなどやさしく寄り添う姿に感動して、この道を選びました。作業療法士として働く今、患者様とのより良い関係性を築くために積極的にコミュニケーションをとるように心がけています。患者様との間に信頼関係が生まれ、「あなたのおかげで元気になれた、ありがとう」と笑顔で感謝の言葉を言ってくださったときはうれしくて、大きなやりがいを感じます。患者様が元気になってくださるとモチベーションが上がり、『1人でも多くの患者様を支えることができるようにもっと技術を磨かなくては』と心を新たにしています。
学生時代に最も力を入れて学んだのは、苦手だと思う科目の勉強と実技練習、そして半年間の臨床実習でした。2年次4月からの臨床実習では、病院で実際に患者様を担当して問題点を評価、その問題点に合ったリハビリの訓練内容を考えて実施し、再評価をしていました。臨床実習を通じて患者様とのコミュニケーションの取り方を考えさせられ、教科書では学ぶことのできない医療現場の大変さをじかに体験することができ、卒業までの学びへの意欲が高まりました。鹿児島第一医療リハビリ専門学校は実技試験が多くあり、国家試験合格に向けた勉強がしっかりとできる点もとても魅力的だと思います。
作業療法士として1人でも多くの方の役に立てるようになりたいと日々仲間とスキルアップを目指して仕事に取り組んでいます。今は仕事をしっかりと覚えて患者様に寄り添うことを心がけていますが、将来的には急性期・回復期・維持期など病状の異なる患者様はもちろん、どの診療科の患者様にも対応することができ、さまざまな援助を行えるようになりたいと考えます。そのために専門的な知識や技能を習得することを目標にしていて、まだまだ勉強しなくてはと感じています。
福岡徳洲会病院/作業療法学科/2023年卒/鹿児島県立国分高等学校出身。オープンキャンパスに参加して講義や説明を聞いて魅力的だと思い進学。国家試験合格に向けた充実の学習やクラスメイトと支え合っての勉強で無事に合格でき、希望の仕事に就いた