幼稚園の年中クラスから小学校6年生までの子どもが通うサッカースクールの指導者をしています。シュートが決まったり、試合に勝ったりした時、子どもの笑顔や成長を見られることが一番のよろこびです。また、サッカーを通じて人間力を育てるのも大切な仕事。あいさつや礼儀もしっかりと指導しています。子どもが成長したことに対して保護者から「ありがとう」とお礼を言われると、やりがいを感じてうれしいですね。さらに、スクール生を対象とした合宿やサッカー大会などのイベントを行っていて、その企画から運営、マネジメントまで任されています。全部自分でやらなければならなくて大変ですが、やりがいの方が大きいですね。
小学校からずっとサッカーをやってきて、高校卒業後にブラジルへ留学。語学とサッカーを学び、本場のサッカークラブの現場を体験して、大好きなサッカーにかかわる仕事に就きたいと志すようになりました。学生時代、一番の思い出は、2年の時の三幸フェスティバルで団長を務めたことです。今までに経験したことがないくらい大人数の仲間をまとめなくてはならず、時には衝突したこともありました。でも、相手の意見を聞いてフォローしながら、みんなの気持ちが一つになるよう、いろいろ考えて行動することができるようになり、かなり自分自身で成長できたと思います。みんなと協力しあって一つのことをやりとげる楽しさを学びました。
三幸フェスティバルの準備と就職活動が重なり、両立させるのが大変でしたが、サッカー部の顧問の丸井俊明先生に紹介していただいた会社は、サッカーが好きで子どもが好きな自分にとって、これ以上ないベストな仕事なので、絶対に内定を勝ち取りたいと思いました。丸井先生には、履歴書の書き方から面接練習まで、全力でサポートしていただき、今でも感謝しています。将来は、今の会社で海外勤務をしたいです。ベトナムで子どもにスポーツを教えることができるのですが、実績がないと海外派遣されないので、いつかは行けるようにがんばりたいです。もともと外国が好きですし、いろいろな経験を重ねて、自分の成長につなげていきたいですね。
リーフラス株式会社 勤務/健康スポーツ科(2025年4月より「スポーツ&アクティビティ科」に名称変更) スポーツインストラクターコース/2016年3月卒/サッカースクールの指導者として活躍するかたわら、スクール生を対象としたイベントの企画運営も担当し、多忙な毎日を送る堀田さん。「子どもも保護者も職場の先輩も、自分が明るく接すると同じように応えてもらえるので、いつも元気よく明るくふるまっています。子どもは指導員のことをすごくよく見ているので、常に気を抜くことなく、自分自身でも楽しみながらモチベーションをあげるようにしています」。