千葉中央メディカルセンターに勤務し、診療情報管理士として患者様の電子カルテ・紙カルテの管理をしています。入院患者様のカルテの病名にコーディングをしたり、正しい内容が記録されているかを点検し、保管。万が一カルテに不備があった場合は、看護師やドクターに聞いて、正しい情報を記載していきます。カルテに書かれている内容は、病院にとって大切な“情報”です。正確な形で管理することで、より良いデータとして残っていく。自分の仕事が大切な記録として病院に残ることが、私にとっては大きな喜びであり、やりがいです。今後の目標は、これから必要性が高まっていく“がん登録”にも対応できるよう、資格を取ることです。
高校生の時に進路を考えていて、まず何か資格が欲しいと思いました。どんな資格があるのかを調ていく中で、気になったのが医療だったんです。医療はどんな時代でも必要とされますし、東日本大震災があったこともあり、医療分野への興味が高まっていました。入学したのは医療秘書科だったのですが、授業を受けているうちに勉強が楽しくなって、もっと知識を増やしたい、たくさん資格を取りたいと思い、3年制の診療情報管理科に転科。診療情報管理士を目指すことにしました。専門学校に入学する=ゴールではありません。入学後もこのようにして目標設定を高めていけるのは、専門的かつ幅広く学べるこの学校ならではだと思います。
千葉医療秘書の先生方は本当に熱意があって、生徒一人ひとりに親身になってくださる方ばかりでした。3年間授業でお世話になった森先生は、私が診療情報管理士を目指そうと思ったきっかけをくださった先生。難しくて苦手だった医学の授業を、分かりやすく丁寧に教えてくださいました。不安だった就職活動も、先生方に支えられて乗り切ることができました。先生方とは卒業後も交流があり、今でもいろいろ相談できる関係です。資格取得のための勉強に加えて、学校で学んだ敬語やマナー等も、仕事に活かされています。そして何より、大変な勉強を諦めずにやり抜いたことで、強い心が身についたことは、仕事をする姿勢に繋がっていると思います。
医療法人社団 誠馨会 千葉中央メディカルセンター 診療録管理室 勤務/診療情報管理士科/2016年3月卒/千葉医療秘書専門学校に入学し、2年制の医療秘書科を専攻するが、さらなる知識の向上と資格取得を目指して3年制の診療情報管理科へ転科。学校求人から選んだ千葉中央メディカルセンターから内定を受けた後、採用条件であった診療情報管理士の資格を無事取得し、見事就職。「職場では毎日が勉強です!」と語るように、持ち前の向上心と、学校で培った“諦めない強い心”を武器にして、日々の業務に取り組んでいる。学校で得た知識や技術、先生方と築いた絆、楽しかった学校生活の思い出が、自分自身の基盤となっているそう。