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  • 水野 志穂さん(心理学部/臨床心理士・公認心理師)

私立大学/愛知

アイチガクインダイガク

「その人がその人らしく」をモットーにサポート!

先輩の仕事紹介

やりがいは、子どもや家族が本来持っている力を活かして成長していく姿を見られること

臨床心理士・公認心理師
心身科学部 心理学科 卒(2022年4月より心理学部 心理学科に改編)/2014年卒
水野 志穂さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

児童精神科のクリニックでカウンセリングや心理検査などを行い、さまざまな悩みを抱えた子どもや家族をサポートしています。カウンセリングでは時間をかけて相談者と話し、どこでつまずき、何に悩んでいるかを聞いて一緒に解決方法を考えていきます。その際に心がけているのが相談者の生い立ちや、これまでの背景を理解した上で接すること。人の心をサポートするのは大変なことも多いですが、子どもや家族が本来持っている力や強さを感じられたときは、やりがいを感じます。1年前までは落ち込みが強く辛い気持ちでいっぱいだった子が、元気を取り戻し「こんなことやってみたい」と笑顔で話してくれたときは、私自身も元気をもらえます。

この分野・仕事を選んだきっかけ

高校のころから「人はどうしてこんなに違うんだろう?」と疑問に思い、いつしか人の心に興味を持つようになりました。それで大学では心理学を専攻。入学して心理学を専門的に学ぶうちに、悩みを抱えた方の支援をしたいと思うようになりました。一言で支援といっても簡単なことではありません。しかし、大学で基礎をしっかり学べたこと、多様な専門分野の先生方から幅広く学ぶことができたおかげで、この道に進みたいという気持ちが強くなっていきました。今は静岡県の心理職として勤務。医療、児童福祉、精神保健など、幅広い領域で臨床経験を積めるほか、公務員として事業の企画や運営も経験することができるので、とても勉強になります。

子どもや家族の笑顔に、私自身元気をもらっています!

学校で学んだこと・学生時代

心理学には発達、認知、人格など、幅広い分野があり、そのすべてをしっかり学ぶことができました。大学時代は、講義で学んだ知識を経験として深めるため、ボランティアにも積極的に参加。知的障がいを持つ方の入所施設や、発達障がいのお子さんの会などでボランティアをし、その経験から対人援助職への関心が深まりました。先生は接しやすい方ばかりで、学業や卒業後の進路だけでなく、個人的な悩みも親身に聞いていただくことも多々。そのときに丁寧なアドバイスをいただいたことは、今でも記憶に残っています。人をサポートするためには、まずは自分の心と体が健康であることが大切。心理職としての基本も大学でしっかり学べたと思います。

親御さんから学ばせてもらうことも、とても多いです

水野 志穂さん

静岡県立吉原林間学園勤務/心身科学部 心理学科 卒(2022年4月より心理学部 心理学科に改編)/2014年卒/大学卒業後、愛知学院大学大学院心身科学研究科心理学専攻に進学。浜松医科大学医学部付属病院を経て、現在は静岡県立吉原林間学園で臨床心理士・公認心理師として、悩みを抱える子どもや家族を支援。心理職には背景まで含めて物事を捉える深い洞察力が必要になる。そのため「子どもの話だけでなく家族や関係者からも話を聞き、多角的な視点からその子を把握するように努めています」と話す。人と関わる心理職には多様な価値観や豊かな感性も求められる。様々な経験を通して多様な価値観を受け止め、感性を高める努力は続けていきたいという。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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