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「やりたいことも やるべきこともある幸せ」を支える作業療法

東京都立大学 「やりたいことも やるべきこともある幸せ」を支える作業療法1
開催日時
  • 2024年
    6月
    7日
    (金)
    18:30~20:00
内容
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7269
※本講座はオンライン講座でライブ+見逃し配信で7日間何度でも視聴可。

当講座は、東京都立大学の教員による高校生のための講座です。大学で研究・教育に携わる教員が、オンラインで講義します。文系・理系を問わず、ジャンルは多岐に渡りますので、興味ある講座を積極的に受講してみてください。

皆さんは、「作業療法学」という言葉を聞いたことがありますか。作業療法は、人々の健康と幸福を推進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助です。作業療法の作業とは、人が生活の中で行う活動のすべてです。私たちの1日は、朝起きる、顔を洗う、食事をする、学校へ行く、スマホを使う、安らぐなど、いろいろな作業の連続で成り立っています。そしてその内容が健康で満足できる生活をもたらします。
さて、ではどんな作業をどのようにすると良いのでしょうか?それを研究する学問が作業療法学で、作業療法を専門に行う資格を持つ人を作業療法士と言います。
健康で幸せな毎日をおくるには、やりたい作業(願望)とやるべき作業(義務)がバランスよくあることが大切だと考えられています。やりたいことだけやれば幸せとは限りません。やるべきことも程良くあることで、人は生きがいやアイデンティティ・自分らしさをより強く感じることができます。
しかし、病気や障害があったり、ひきこもり生活になったりすると、やりたい作業もやるべき作業もなくなって、心身の健康が失われてしまいます。作業療法士は、そのような人が自分にとって価値のある作業に出会うお手伝いや、その作業の実現をめざします。環境づくりも作業療法士の役割の一つで、例えば発達に遅れのある子どもが落ち着いて授業を受けられるように、学校に働きかけたりもします。作業療法は、やりたいこともやるべきこともある幸せを支えるために、本人の心と体、そして環境にもアプローチします。
東京都立大学健康福祉学部 作業療法学科では保健医療の専門職である作業療法士を養成する学科として、病気や障害、そして作業療法の知識や支援技術などを幅広く学びます。
本講座では大学で学ぶ作業療法学はどのような学問なのかを紹介します。

講師:東京都立大学 健康福祉学部 作業療法学科 教授 小林 法一
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参加方法
要予約
事前申込制(Web申込可) ※高校生の参加は無料です。
お問合せ
オープンユニバーシティ企画運営係
TEL:03-3288-1050
※イベント情報は各学校から入稿いただいた内容、または各学校が公表した内容を掲載していますので、詳細は各学校にお問い合わせください。

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