
私は、「家族社会学」や「ジェンダー論」を専門に、現代の家族のリアルな姿を研究しています。例えば、共働きが当たり前になりつつある一方で、なぜ家事や育児の分担は思うように進まないのか。親たちの教育投資や、男性の家事実践の実態はどうなっているのかなど、身近な疑問をテーマにしています。
私自身の出産・育児、そして介護の経験も、研究の大切な出発点です。各種データや離婚率などから見えてくるのは、今なお日本社会に残る女性に厳しい現実。これから社会に出る皆さんが、仕事と生活(ワークとライフ)のバランスを大切にしながら、より良い選択ができるよう、個人の課題と社会の課題を一緒に考えていきたいです。

インタビュー調査やデータ分析を通じ、現代家族の実態やジェンダー課題を浮き彫りにしています
藤田先生のモットーは、「社会学では自分の手と足で、生のデータを集めることが大切」という考え方です。授業では、海外制度との比較に加え、実践的な社会調査法を学びます。パソコンを使った大規模なデータ分析はもちろん、インタビューのアポイント取りから調査の実施までを学生自身が担当。自分の興味に従ってテーマを設定し、現場の声を直接聞くことで、社会問題を自分事として捉える「オリジナルな発想」が育まれます。

自らアポを取り、深く話を聞くインタビュー調査。見えなかった人々の意識を発見できます
家族や学校生活の中で感じるモヤモヤの原因は何なのか。ジェンダー論や家族社会学を学ぶことで、自分自身や置かれている環境を俯瞰して捉える「生きる力」が身につきます。一緒に考えてみませんか。

読書や食べ歩きが趣味。仙台に引っ越してきてから始めたガーデニングでは、季節の花々を楽しんでいるそう
専門は家族社会学、ジェンダー論。大阪大学大学院人間科学研究科後期博士課程修了。大阪大学男女協働推進センター助教を経て現職。自身の育児や介護の経験も活かし、共働き家庭における家事分担や男性の家事実践など、現代社会における家族のあり方を多角的に研究している。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



