
臨床心理学は心理学の中の一つの領域です。臨床とは病院など、患者さんがいる現場。人はたくさんの悩みを抱えて生きていますが、とくに臨床の現場における患者さんの悩みをくみ取り、少しでも軽減していくには、心理職のスタッフだけでなく、医師、看護師、理学療法士、臨床検査技師、栄養士、運動指導士、ソーシャルワーカーなど様々な医療スタッフとの連携が欠かせません。現場の現状も知りながら、私たちは悩みや不安を抱えた「ひと」をどのように理解しサポートしたら良いのか、様々な側面から、理論や心理療法について学んでいきます。みなさん「頭ではわかっているのに、気持ちがついていかなかったり、行動にはつながらない」ことはありませんか?こころは私たちが思っているほど単純に動いてくれないところが面白さでもあります。

教科書に書いてある知識やメカニズムだけでなく、様々なひとに関心をもって理解し接していくことも大事です
長谷川教授のゼミ「臨床倫理学」では、「ひと」について様々な角度から全員で考え話しあうことを重視しています。このためコミュニケーション力や就活面接のスキル向上を目指してこのゼミを選択する学生もいるほど。テーマにはメンタルヘルス、スポーツ心理、うつ病予防、SNSにおける写真加工の心理まで、学生が面白い!不思議!と思う内容を取り上げています。「こころ」はどんな仕事・分野にもつながるテーマ。卒業後の進路も、本学大学院の公認心理師コースで専門職を目指す人、公務員、一般企業を選ぶ人まで、個性豊かなゼミです。

互いに意見交換しながらテーマを深掘り。人の気持ちを知ることで、他者への理解を深めていきます
「どうしてそんな行動をとるんだろう」「自分の癖について知りたい」「困っている友達に何ができるだろう」と思ったことはありませんか?今より「少しだけ」人も自分も大事にできる!を目指し、一緒に学びましょう。
専門/臨床心理学
略歴/聖学院大学心理福祉学部教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。同学臨床教育研究センター助手を経て、2003年4月より聖学院大学人間福祉学部講師、現職に至る。筑波大学心理・発達教育相談室、社会福祉法人浴風会病院で心理職、公益財団法人榊原記念財団榊原記念病院臨床心理士・公認心理師・心臓リハビリテーション指導士として、心血管疾患患者のメンタルヘルスの向上に関する臨床研究を実践。
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