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専修大学、ネットワーク情報学部の小林プロジェクトが産学連携でシャワーヘッド発売
2022/3/23
専修大学ネットワーク情報学部の小林プロジェクトが産学連携で開発を進めていたシャワーヘッド「MAGO」が完成し、今春販売されることとなった。



プロジェクトは、3年次生必修の演習科目。小林プロジェクトでは、2020年度からシャワーヘッドメーカー・アラミック(大阪府)と連携し、「革命的なシャワーヘッドの商品開発」をテーマに活動を行なっている。



商品販売は「MAGO」が初となる。



「MAGO」は30~50歳代の女性をターゲットに、ステンレス製のリラックスボールを取り付け、シャワーを浴びながら体をもみほぐすことができる画期的なシャワーヘッド。リラックスボールは取り外して単体でマッサージ器具としても使用できる。



プロジェクトメンバーは8人。昨年2月から活動を開始した。



「最初のうちはとにかく調べることばかりだった」とメンバーの小澤雄二郎さん。



既存製品やマッサージの効能、ボールの材質、体のツボなど、関係することは何でも調査し、報告。メンバーや小林教授、企業側と意見交換し、コンセプトを固めていった。



大規模量販店での販売実習などを経て、店内の陳列台のデザインなど「売り方」も工夫した。



関戸匠さんはエコにこだわってパッケージを担当した。「プラスティック・フリーを掲げてパッケージを考えた。環境に優しいだけでなく素材やコストについても検討した」と語る。



プロジェクトリーダーの小久保岳さんは「企画開発を通して1年間、非常に濃密な学習機会を得ることができた。コロナ禍におけるコミュニケーション機会の不足や難しさなど、数々の障壁をメンバー全員で乗り越え、商品化に辿り着けたことを誇りに想う」と活動を振り返る。



1月14日には、提携先のアラミックの佐藤宏彦社長らが生田キャンパスを訪れ、飯田周作学部長に販売決定について報告した。



佐藤社長は「自信を持って売れる商品ができた。学生の皆さんの熱心さ、真面目さ、情報をまとめる能力は素晴らしい。皆さんからの刺激が社内の製品開発の推進力となった」と語った。



飯田学部長は「さまざまな情報をうまく活用し、応用することができた。ものづくりは奥が深いが、その中でも情報は生きてくる」と語った。



小林隆教授は「大学と企業がそれぞれの得意分野を生かして活動し、1年間で商品をリリースするという快挙を達成できた」とまとめた。 「MAGO」は5月発売の予定。



■詳細リンク先(https://www.senshu-u.ac.jp/news/nid00015441.html)
専修大学(私立大学/東京・神奈川)
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