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大妻女子大学、書道部が高級日本酒ラベルの題字を担当
2022/4/14
大妻女子大学書道部は、東京都千代田区の老舗の酒蔵である豊島屋本店が新たに発表する日本酒のラベルの題字を担当した。
「”和の暮らし”推進プロジェクト」を手掛け、日本酒の普及を応援している家政学部ライフデザイン学科・宮田安彦教授を通して、一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会から依頼を受けたもの。
題字が使用された日本酒は「TOKYO PREMIUM SPARKLING SAKE 心 -Shin-(シン)」という米、水、麹、酵母のすべてを東京産で揃えた高級乾杯酒で、500本限定の販売となっている。
《制作に携わった書道部部長の家政学部被服学科3年芳野沙妃さんのインタビュー》
-今回の制作にあたり、心がけた点や苦労した点はどんなところですか?-
先方からシャンパンのように華やかな雰囲気を持ちつつも、日本らしい上品さを持った酒にふさわしい字、外国の方にも手に取っていただけるよう誰が見ても分かる字を、という依頼をいただきました。
私たちが一番心がけた点は、華やかさがありつつも、芯がある雰囲気を持たせることです。あえて「女性らしさ」を強調することなく、堂々とした字に仕上げることを意識しました。
お話をいただいてから第一案を提出するまで1週間ほどしか期間がとれず、さらに、当時は緊急事態宣言が出されていたため、部員とZoomでお酒のイメージを共有して、自宅で作品を書いてもらいました。一人一人一生懸命に考えて作品を書いてくれたので、とても頼もしかったです。
-完成したラベルや、関わった商品が販売されているのを見てどう思いましたか?-
ラベルの題字には、副部長の文学部英語英文学科3年清水結衣さんの字を選んでいただきました。上品な外箱と瓶のラベルに金色で印刷された「心」の字を見て、自分たちの字が世の中に出ていくことを実感し、不思議な気持ちになりましたし、とてもうれしく誇らしいなと思いました。採用された題字だけではなく、今回候補として提示したすべての題字を掲載したカードも作成、同封いただきました。一つ一つの題字は少しずつ違った思いで、また異なる技法によって書かれているため、これらを眺めるだけで「心」の捉え方の多様さが見えてくるようで面白いと思います。
-題字の制作を通して得られたものは何ですか?-
今回の制作を通して、書道部として活動の幅を広げることができたことが一番の成果だと感じています。私たちは2017年に創部したまだまだ新しい部で、文化祭やイベントでの書道パフォーマンスをメインとして活動してきました。今回は商品の題字を書くという、今までにない活動を通して外部の方に大妻女子大学書道部を知っていただくきっかけになり、私たちも今後の活動へつなげていけるような貴重な経験となりました。
詳細リンク先(https://www.otsuma.ac.jp/news_campuslife/info/72692/)
「”和の暮らし”推進プロジェクト」を手掛け、日本酒の普及を応援している家政学部ライフデザイン学科・宮田安彦教授を通して、一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会から依頼を受けたもの。
題字が使用された日本酒は「TOKYO PREMIUM SPARKLING SAKE 心 -Shin-(シン)」という米、水、麹、酵母のすべてを東京産で揃えた高級乾杯酒で、500本限定の販売となっている。
《制作に携わった書道部部長の家政学部被服学科3年芳野沙妃さんのインタビュー》
-今回の制作にあたり、心がけた点や苦労した点はどんなところですか?-
先方からシャンパンのように華やかな雰囲気を持ちつつも、日本らしい上品さを持った酒にふさわしい字、外国の方にも手に取っていただけるよう誰が見ても分かる字を、という依頼をいただきました。
私たちが一番心がけた点は、華やかさがありつつも、芯がある雰囲気を持たせることです。あえて「女性らしさ」を強調することなく、堂々とした字に仕上げることを意識しました。
お話をいただいてから第一案を提出するまで1週間ほどしか期間がとれず、さらに、当時は緊急事態宣言が出されていたため、部員とZoomでお酒のイメージを共有して、自宅で作品を書いてもらいました。一人一人一生懸命に考えて作品を書いてくれたので、とても頼もしかったです。
-完成したラベルや、関わった商品が販売されているのを見てどう思いましたか?-
ラベルの題字には、副部長の文学部英語英文学科3年清水結衣さんの字を選んでいただきました。上品な外箱と瓶のラベルに金色で印刷された「心」の字を見て、自分たちの字が世の中に出ていくことを実感し、不思議な気持ちになりましたし、とてもうれしく誇らしいなと思いました。採用された題字だけではなく、今回候補として提示したすべての題字を掲載したカードも作成、同封いただきました。一つ一つの題字は少しずつ違った思いで、また異なる技法によって書かれているため、これらを眺めるだけで「心」の捉え方の多様さが見えてくるようで面白いと思います。
-題字の制作を通して得られたものは何ですか?-
今回の制作を通して、書道部として活動の幅を広げることができたことが一番の成果だと感じています。私たちは2017年に創部したまだまだ新しい部で、文化祭やイベントでの書道パフォーマンスをメインとして活動してきました。今回は商品の題字を書くという、今までにない活動を通して外部の方に大妻女子大学書道部を知っていただくきっかけになり、私たちも今後の活動へつなげていけるような貴重な経験となりました。
詳細リンク先(https://www.otsuma.ac.jp/news_campuslife/info/72692/)