
ゲーム機づくりで最も時間をかけたのは、「どんな新しい遊びや驚きを提供できるか」という問いに向き合うことでした。プロダクトデザイナーに求められるのは、形を追求することではなく、社会の課題を見つけ、解決策を製品やサービスとして実現する力です。いくら優れた技術があっても、新たな価値や驚きを見出し、魅力ある製品にまとめ上げる発想力がなければ、宝の持ち腐れです。逆に、どれほど画期的なアイデアも、それをかたちにする知識や技術がなければ、絵に描いた餅で終わってしまいます。デザインと技術は、切り離せない関係にあります。2028年4月に工学部で開設予定のプロダクトデザイン専攻(構想中)では、プロダクトデザインとものづくりの技術をバランスよく学び、「デザインと技術で新しい価値を生み出す人材」を育成します。

「ゲーム機づくりの出発点は、“形よりも、何ができるゲーム機にするか”を徹底的に考えることでした」
杉野教授がゲーム機づくりに携わるなかで感じたのは、優れた発想力を持つ人ほど、日常のあらゆるものを観察し、インプットし、何でも自分ごととして捉えることが習慣になっているということでした。つまり、日々の行動がアイデアを生み出すトレーニングになっているのです。授業ではプロダクトデザインとものづくりの技術の基礎を学びながら、発想力を鍛える演習・実習を数多く行う予定。アイデアを生み出すトレーニングを大学で「習慣」として身につけ、社会に出てからも技術と斬新な発想で新たな価値を生み出し続ける人材をめざします。

今まで見落としていたものに気づく、発見する。発想力を鍛える合理的なトレーニングを日常に取り入れよう
社会が求めているのは「アイデアを生み出せる人」です。在学中はもちろん、卒業後も能力を高める「習慣」を身につけ、いくつになっても新しいアイデアを創出し、活躍し続ける人生をめざしましょう!

「特別な才能はいりません。日常の習慣で、誰でも発想力は伸ばせます!」
大阪芸術大学デザイン学科卒業。任天堂株式会社に入社、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDSや3DSなど、世界的ヒットを記録したゲーム機のデザイン開発に携わった。2026年現職に着任。
「優れたアスリートほど、合理的なトレーニングを重視します。発想力も同じです。ただ美術館に足を運ぶだけでは、発想力は鍛えられません。一緒に、発想力を鍛える合理的なトレーニングをはじめてみませんか」
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