子どもたちが「新しいこと」に出会ったとき、「どうしたらできるかな?」とみんなで考えることを大切にしています。一人ではできないこともみんなと協力しあうことでできることがたくさんあります。子どもたちの「できた!」の輝く笑顔を一番近くで見られることが、保育者としてうれしいです。保育園での生活を通して、小学校での生活にスムーズに入っていけるようにしっかりとサポートし、成長を見守る保育士の仕事に大きなやりがいを感じています。
大学の授業ではグループワークが多く、仲間と協力して課題を乗り越えたり、みんなの前で発表したりする機会がたくさんありました。保育の実演をすることも多く、「伝える力」が鍛えられました。保育園や幼稚園での実習では、手遊びやピアノの弾き歌い、素話など、授業で学んだことが現場で役に立つことを実感。子どもがどうしたら楽しんでくれるか、注意力を切らさずにいられるかを考え、子どもたちの様子をしっかり観察する力も身につきました。
大学での学びを通して、保育者としての資質や専門知識など確かな土台を築くことができました。学生一人ひとりを親身に指導・サポートしてくれる京都文教短期大学だからこそ、保育園の先生になる夢をかなえられたのだと思います。大学での学びのすべてが、仕事に活かされており、保育者として成長し続ける力になっています。
(社福)南郷会 学園前ほいくえん勤務/幼児教育学科/2016年3月卒/保育士として日々子どもたちに寄り添う村井さん。京都文教短期大学で、同じ夢をめざす仲間と高め合いながら充実した時間を過ごし、保育士になる夢をかなえた。