
私の主な研究テーマは、教師と保護者の関係づくり、心の資本(困難を前向きに乗り越える力)を育てる教育実践、そして児童生徒の問題行動などです。私自身が小学校教師として勤務している間、教育現場の状況は刻々と変化していました。「時代の流れに取り残されないためには、教師自身も学び続けることが大切だ」と強く感じ、学級担任を務めながら大学院に通い、実践と研究の両面から教育に向き合いました。その経験から、教師の勘や経験だけに頼らない「理論に基づく指導」の重要性を実感。同時に、その学びを未来の教育者に伝えたいという思いが芽生え、大学講師になりました。現在、教育を取り巻く環境は厳しさを増しています。だからこそ、現場の先生方やこれから教職を目指す方々にとって希望となるような研究を続けていきたいと考えています。

教育カウンセリングを普及させる活動や、問題行動等未然防止アプリの開発などにも携わっています。
授業では、教育現場で実際に起こった事例を、私自身の経験も交えながら心理学の視点で分析。学生同士でディスカッションを行い、子どもたちへの具体的な支援について考えます。保育者・教育者は人の心と向き合う仕事であるため、しばしば「正解のない問い」に直面します。そうした場面で自ら考え、解決策を見いだす力を身につけることを目的としています。また、ゼミではカウンセリングのスキルトレーニングを行ったり、近隣の公立小学校を訪問して先生方のお話を伺ったりするなど、より実践的な学びを重視しています。

学生が積極的に意見を発信できる双方向型の授業を目指しています。
保育者・教育者は、子どもたちの人格形成において大切な時期を共に過ごす、すばらしい仕事です。心に関する知識を身につけるとともに、自分自身の心ともじっくり向き合い、人間性を磨いていきましょう!
さいたま市公立小学校の教師として21年間勤務した後、現職。筑波大学大学院人間総合科学学術院カウンセリング科学学位プログラム博士後期課程を修了。博士(カウンセリング科学)。現在、筑波大学非常勤講師ならびに筑波大学働く人への心理支援開発研究センター客員研究員。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



