
生きものの絶滅が心配される今、自然環境の中でどのような生きものが、どのような環境でくらし、どれくらいいるのかを知ることが大切です。そのため本校では、野外で生きものの見分け方や調査方法を学び、室内では標本作製や図鑑の使い方を身につけます。
1年生では、動植物全般について幅広く学び、自然環境や野生動物の基礎知識を身につけます。毎週の野外実習では、マイクロバスで森や川、里山へ出かけ、自分の目で生きものを観察します。どんな生きものに出会えるか、わくわくしながら調査を体験できます。
2年生は研究室に所属し、週1回の実習で調査道具の扱いや設置方法、データのとり方など、本格的な調査・分類技術を学びます。更に北海道や屋久島、奄美大島、沖縄等で研修旅行もあり、全国各地で野生の生きものとふれあうチャンスがあります。

野外で生きものの見分け方や調査方法を学び、室内では標本作りや識別のしかたを学びます
毎週さまざまな環境へ出かけ、生きものの観察や調査を行う実習。自然の中で体を動かしながら学べるため、生きものや自然が好きな学生にとって魅力的な内容となっている。移動には学校所有のマイクロバスを利用し、鳥類分野では、担当の細貝先生が、「この時期に」「この環境で」見られる野鳥について野外で指導する。身近な野鳥の探し方や観察のポイントを学ぶことで、鳥観察の面白さを実感できるようになるという。

新潟は森林・里山・潟が多く多様な鳥類を観察できます
自然や生きものの「魅力・不思議・大切さ」を、実体験を通して伝えることを重視している。そうした体験から気づきを得た学生は、自発的に課題へ取り組むようになるという。課題は実習内で完結できる一方、学びは授業の枠を超えて広がっている。休日に公園や山へ出かけ、自主的に生きもの観察を楽しむ学生も多い。好奇心の延長が学びへとつながる点が特徴だ。

学生が自主的に探しに行き、撮影したアカショウビン。早朝4時に起き、仲間と向かい出会えた一枚
高校の生物の授業が得意だったかどうかはまったく関係ありません。多くの学生は知識ゼロから入学し、学ぶ中で好きな生きものや専門分野に出会い、興味を深めています。安心して飛び込んできてください。

自然の中で体を動かしながら学べる授業
動植物の見分け方や調査方法、標本作製を学ぶ授業です。植物・昆虫・鳥類・両生爬虫類・哺乳類・水生生物など、さまざまな分野の生きものを対象に、学校のマイクロバスで森や川、里山へ毎週出かけ、自分の目で観察します。自然の中で体を動かしながら学べる点が、生きもの好きの学生に人気となっています。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



